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阪神本線-三宮駅改良工事 10.03


阪神三宮駅は戦前の昭和8年に地下駅化されましたが、改札口が西側1か所のため、ラッシュ時には混雑するほか、バリアフリー化や駅での乗継円滑化などの課題を抱えています。また阪神なんば線を経由して近鉄との相互乗り入れも開始された為、施設の利用円滑化と交通結節機能の高度化を図るため、大規模な改良工事を行うこととなりました。

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改良工事では、東改札口を新設するほか、既存の西改札口の改築、構内配線の変更、 エレベーターの新設などを行います。 また、駅の改良工事に合わせて、東改札口に接続し、神戸新聞会館「ミント神戸」から 地下街「さんちか」に連絡する神戸市の地下通路も整備されます。
※現地に掲示されていたイメージパースを撮影しました。以下同じです








         

【駅改良工事の概要】
1、東改札口の新設
神戸市が整備する地下通路に接続する改札口とコンコースを新設。

2、西改札口の改築
既存の西改札口をセットバック、改札前の通路を拡幅し乗り継ぎ回遊動線の強化を図る。

3、駅排煙設備の新設

4、駅構内配線の変更
現在の2番線(本線下り線:梅田方面)を折り返し線に、3番線(折り返し線)を 本線下り線に変更し、乗り継ぎの円滑化を図ります。 配線変更に併せて、降車ホームを廃止し、上下線ホームを拡幅。

5、エレベーターの新設
各ホームに東西コンコース階へのエレベーターを新設します。

総事業費 :約130億円
工期: 平成19年10月?平成24年度末







        

地上では新しくペデストリアンデッキが増設され、2階レベルでミント神戸から日生ビル前の歩道までの導線が確保されます。








        

今回の改良工事で折り返し線の配線が真ん中になり、阪神三宮駅で折り返している近鉄乗り入れ電車からの乗り継ぎが、上り下り共に「対面」で乗り換え可能となり、利便性が大幅に向上します。



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