阪神本線三宮駅改良工事は、 1933年(昭和8年)に完成した駅施設を根本的に改修する大規模な駅改良工事で、2013年春の完成を目指し工事が進められています。今回の改良工事で は、従来西側1カ所にしか無かった改札口を東側側にも新設しバリアフリー化を行うほか、三宮駅で折り返している「阪神なんば線乗り入れ列車」と三宮以西に 乗り入れている電車との乗継ぎ改善を図る為に、折り返し線を上下線の間に移設する等、駅をまるまる作り替えるほどの大規模な工事が行われています。
【過去記事】
→阪神本線-三宮駅改良工事 12.10
→阪神電鉄三宮駅東改札口
→阪神本線-三宮駅改良工事11.06
→阪神三宮駅改良工事 10.03
■追跡取材リスト
前回の撮影が2012年10月だったので、約5ヶ月振りの取材です。この5ヶ月間で改良工事はさらに進み、取材時点では完成一歩手前といった所まで来ていました。
阪神三宮駅の一大特徴であるドーム状の天井はそのまま活かし、化粧パネルや新設の照明器具を要所要所に取り付ける事で、駅施設の快適性を現代の水準まで引き上げてます。
折り返し線である2号線の様子です。今回の改良工事で配線が改良され、阪神三宮駅で折り返している近鉄乗り入れ電車からの乗り継ぎが、上り下り共に「対面」で乗り換え可能となり利便性が大幅に向上しました。
西改札側から見た、2号線の様子です。折り返し線である2号線は、行き止まりの頭端式ホームとなっています。
それでは、改良工事が進んだ西改札付近を見てゆきましょう。まずは、ホームから西改札に向かうエスカレーター付近の様子です。
階段を挟んで上下方向のエスカレーターが整備されました。暖色系の照明がエントランスの雰囲気を盛り上げていますね。
この辺りは天井が高くなっており開放感があります。照明器具は大正ロマン風?のレトロなデザインとなっています。
エスカレーターを上がった所です。先に完成した東改札口と同じデザインとなっています。
改札内の発車標の様子です。高解像度で文字が大きく見やすいです。列車種別はフルカラー表示。
改札口付近の様子です。自動改札はオムロン製が8通路です。
こちらは改札外から見た、自動改札機付近の様子です。改札機の近くには、ガラス張りのサービスセンターも設けられました。
こちらは、JR三ノ宮駅付近からそごうまで続く地下通路の様子です。この通路のリニューアル工事も始まっています。
駅改良工事もいよいよ大詰めといった感じの阪神三宮駅。相互リンクして頂いている、「こべるん ~変化していく神戸~」のしんさんによると、3月20日に改良工事が完了しリニューアルオープンを果たしたそうです。次回の取材が楽しみな仕上がりです。
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http://www.nikkei.com/article/DGXNASHD1600S_W3A211C1LDA000/
すみません、訂正します。
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http://www.nikkei.com/artikle/DGXNASHD1600S_W3A211C1LDA000/
近鉄特急の三宮乗り入れが決定しましたね。