福岡・警固に180室の都市型ラグジュアリーホテル、2030年開業へ!ルーフトッププールを備えた新たなランドマークを計画



ディライト株式会社は、福岡市中央区警固1丁目で進められる「福岡天神ホテルプロジェクト」に参画し、地上12階・全180室の都市型ラグジュアリーホテルを開発すると発表しました。

開業は2030年を予定。客室のほか、レストラン、オールデイダイニング、ルーフトッププールを備え、国内富裕層や都市型の旅行者を主なターゲットとする計画です。

土地の所有と開発主体は、アパレルや不動産事業を展開するカイタックホールディングス。ディライトは、ホテルコンセプトの企画、開発調整、開業準備、開業後の運営を担当します。

福岡天神ホテルプロジェクトの概要


項目 内容
プロジェクト名 福岡天神ホテルプロジェクト
ホテル名称 未定
所在地 福岡県福岡市中央区警固1丁目
開業予定 2030年
建物規模 地上12階
客室数 180室
主な施設 客室、レストラン、オールデイダイニング、ルーフトッププール
主なターゲット 国内富裕層、アーバントラベラー
開発主体 カイタックホールディングス
企画・開発・運営 ディライト株式会社
※計画内容は今後変更される可能性があります。

天神南西部の警固エリアに新たな滞在拠点

建設予定地は、福岡市中央区警固1丁目。警固は、天神の南西側に位置し、国体道路を軸に飲食店、商業施設、住宅、宿泊施設が混在するエリアです。天神中心部の大型商業地とは異なり、個性的な店舗やライフスタイル施設が集まる街として発展してきました。

カイタックホールディングスは同エリアで、商業施設「CAITAC SQUARE GARDEN」を運営しています。さらに2027年春には、商業フロアと住宅を組み合わせた複合施設「カイタックリビンコート」の竣工も予定されています。今回のホテルは、こうした警固・天神エリアにおけるカイタックの街づくりを受け、新たな滞在機能を加えるプロジェクトです。

商業、飲食、住宅にホテルが加わることで、CAITAC SQUARE GARDEN周辺は、買い物や食事だけでなく、宿泊を含めて長時間滞在できるライフスタイル拠点へと発展する可能性があります。

ルーフトッププールを備えた都市型ラグジュアリーホテル



ホテルは地上12階、全180室を予定しています。最大の特徴となりそうなのが、建物上部に計画されているルーフトッププールです。福岡市中心部ではホテルの新規開業が続いていますが、屋上プールを備えた施設は限られています。飲食施設やプールを宿泊客以外にも開放する運営形態となれば、ホテル単体にとどまらず、警固エリアの新たな集客施設になることも考えられます。

完成予想図では、低層部から上層部にかけて植栽を取り入れ、水平ラインを強調した外観が描かれています。開放的なテラスや屋上空間を配置し、都心にありながらリゾート感を感じられるデザインを目指しているようです。

ディライトの都市型ホテルブランド第1号へ



ホテルの運営を担当するディライトは、奈良市に本社を置き、ホテル、結婚式場、飲食店などを全国で展開しています。今回のホテルは、同社が今後展開する「都市型ラグジュアリーホテルブランド」のフラッグシップとして位置付けられています。現時点では、ホテルの名称やブランド名は発表されていません。また、マリオットやヒルトン、IHGなどの外資系ホテルグループと提携するとの発表もありません。公式発表の内容を見る限り、ディライトが独自に企画・運営する新ブランドとして開発される可能性が高そうです。

ディライトはすでに、CAITAC SQUARE GARDEN内で結婚式場や宿泊機能を備えた「WEEKEND HOUSE」を運営しています。今回のプロジェクトは、同社が福岡で培ってきた婚礼、飲食、イベント、宿泊運営のノウハウを、180室規模の本格的な都市型ホテルへ拡大するものといえます。

福岡で高まる高付加価値ホテル需要

福岡市では、天神ビッグバンや博多コネクティッドに伴う再開発が進み、国内外のホテルブランドによる新規開業が相次いでいます。一方で、福岡は東京、大阪、京都と比較すると、高価格帯の客室やスイートルームを備えたラグジュアリーホテルの供給が少ないとされてきました。インバウンドの回復や国際線の拡充、福岡空港の発着枠拡大を背景に、今後は宿泊単価の高い旅行者を受け入れる施設の重要性が一段と高まりそうです。今回のホテルも、単純に客室数を増やすのではなく、飲食やプールを組み合わせ、滞在そのものを目的化する高付加価値型のホテルを目指しています。

今後の注目点

現時点では、ホテルの正確な建設位置や敷地面積、延床面積、建物高さ、設計者、施工者、着工時期などは公表されていません。特に注目されるのが、CAITAC SQUARE GARDENやWEEKEND HOUSEなど、既存施設との位置関係です。

既存施設の一部を建て替えるのか、隣接地に新築するのかによって、警固1丁目一帯の街区構成は大きく変わります。また、180室という客室数に対して、平均客室面積やスイートルームの比率、宴会場やウェディング機能を設けるかどうかも、ホテルの実質的なグレードを判断する重要なポイントになります。

ホテル名称や新ブランドの詳細、設計・施工者、具体的な建設場所など、今後の続報が待たれます。




出典

  • ディライト株式会社「ディライト、福岡で都市型ラグジュアリーホテル開発へ 天神に新たなランドマークを」
  • 株式会社カイタックホールディングス
  • CAITAC SQUARE GARDEN
  • NetIB-News
  • AMP

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