本日の日経新聞の報道によると、南海電鉄が、難波駅に隣接する「南海会館ビル」の建て替え計画の概要を固めたそうです。新聞記事を要約すると、新ビルの規模は、地上29階、高さ155m前後の超高層ビルで、低層部の8階前後までは百貨店などの大型商業施設を勧誘、訪日外国人向けに日本や大阪の伝統文化を楽める常設の娯楽施設を設置、高層階は賃貸オフィスとして外部企業へ貸し出す予定で外資系企業の入居に期待を寄せているとの事です。
※今回の情報はアイラブオオサカーさんから頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m
【過去記事】
→南海会館ビル、超高層ビルに建て替えへ
【スペック】
階数:地上29階
高さ:155m前後
総工費:400億円弱
着工:2016年(予定)
竣工:2018年(予定)
南海会館ビルの建て替えは今年の2月に南海電鉄が発表した新中期経営計画「凜進130計画」で明らかになり、今回の日経新聞の報道で新ビルの概要が判明しました。市は容積率を緩和し最高165mの高層棟建設を認めているそうですが、南海側としては新ビルは今後の需要動向を見て判断する様です。
概要が明らかになった、南海会館ビルの建て替え計画。2月の発表時には高さ180m~200m程度のビルを期待しましたが、実際は高さ155m前後の計画に落ち着きました。ただ、従来あまり供給が無かった難波地区に「大規模なオフィスが新設」される事は非常に意義深いと思います。着工予定が2016年と、まだまだ先の計画なのでこれからも紆余曲折があるかもしれませんが、難波地区の再開発計画の期待の星とも言うべき計画なので着実に実現に向かって欲しいと思いました。



