大阪市は、もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地(6934.51㎡)の周辺地域の活性化を図るため「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地」の開発事業について、公募型プロポーザルを実施し、住友不動産が事業予定者に決まりました。住友不動産の事業コンセプトは「曽根崎 Link City」。敷地のポテンシャルを最大限に活かす為、梅田エリア最高峰クラスとなる、地上56階建て、高さ191mのシンボルタワーを創出し、低層部は「リンクプラザ」「リンクモール」及び「リンクガーデン」で繋がる賑い・交流空間が整備する、という計画です。(仮称)梅田曽根崎計画は、住戸のほか、中層部にホテル、低層部に物販・飲食施設や公益施設などが入る複合高層ビルとなります。
ながらく準備工事が行われてきた(仮称)梅田曽根崎計画ですが、住友不動産は2018年7月4日付けのニュースリリースで「(仮称)梅田曽根崎計画を着工した」と発表しました。
【出典元】
→住友不動産>「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工
→大阪市HP>(仮称)梅田曽根崎計画環境影響評価準備書
→大阪市HP>もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地開発事業者募集プロポーザルの事業者が決定しました
→建築ニュース
【過去記事】
→(仮称)梅田曽根崎計画 住友不動産がもと大阪北小学校跡で計画するホテルと住宅等で構成された超高層複合ビルの状況 18.01
→(仮称)梅田曽根崎計画 住友不動産がもと大阪北小学校跡で計画するホテルと住宅等で構成された超高層複合ビルの状況 17.10
→(仮称)梅田曽根崎計画 住友不動産がもと大阪北小学校跡で計画するホテルと住宅等で構成された超高層複合ビルの概要が判明!
→旧大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地のタワーマンション建設計画「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地開発事業」の状況16.03
→特報!もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地の事業者は住友不動産に決定、52階建ての超高層タワーマンションを建設!
【スペック】
名称:(仮称)梅田曽根崎計画
所在地:大阪市北区曽根崎2丁目73番2
階数:地上56階、塔屋2階、地下1階
高さ:191.675m
構造:RC造、一部(SRC造、S造)
杭・基礎 :
主用途:共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗・貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
総戸数:836戸(分譲・賃貸) 、客室数:202室(ホテル)
敷地面積:6,837.63㎡
建築面積:4,940.65㎡
延床面積:107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
建築主:住友不動産
設計者:大林組
施工者:大林組
着工:2018年07月
竣工:2022年03月(予定)
大阪市のHPからお借りした北立面図と立面図です。高層部のタワーマンション部分の総戸数は836戸(分譲・賃貸)となっています。住友不動産のタワーマンションブランどにはシティタワーシリーズと、より高級な「ドゥ・トゥール」シリーズ、高級賃貸の「ラ・トゥール」シリーズがあります。(仮称)梅田曽根崎計画では「ドゥ・トゥール梅田、ラ・トゥール梅田の名称で攻めてくるかもしれませんね。
また、中層部に入居するホテルは、おそらく同社が運営する「ヴィラフォンテーヌ」ブランドが入居するのではないでしょうか。超高層タワーマンションとヴィラフォンテーヌの組み合わせは、シティタワー神戸三宮で見られます。
再度おじゃましますm(_ _)m
建築計画のお知らせの高さ数値も書き換えられましたね。竣工後は梅田エリアで最も高いビルとして君臨するんだなあとしみじみ思いました(´-`).。oO
東京の中央区は湾岸エリアで児童が増えすぎて容積率に制限がかけられましたからね。
特に都心は元々人口が少なかったので学校自体が少なく、建物も密集しているので直ぐには対応できないでしょうし、最悪規制されると、都心に15階クラスのマンションか、もしくはそれでは採算が合わず再開発が停滞という事にもなりかねないと思います。
https://www.sankei.com/west/news/180330/wst1803300015-n1.html
これが参考記事です。
小学校の跡地にタワーマンションですか。タワーマン建設ラッシュによる市内の児童急増は、深刻な問題を抱えています。中之島に小中一貫のモデルになる学校を建設してほしいです。
この位置からの眺め、初めてです(^。^)
いつもご苦労様です。