逆張り経営で有名はアパグループはコロナ禍によるホテル不況をチャンスと捉え底値で優良物件の取得に動きました。アパグループは、新大阪駅前に所在する「ホテルWBF新大阪スカイタワー」の取得を決定し、アパホテル〈新大阪駅タワー〉として 2021年3月30日オープンさせると発表しました。
【出展元】→大阪市「新大阪駅」前にタワーホテル買収 アパホテル〈新大阪駅タワー〉として2021年3月30日オープン
「ホテルWBF新大阪スカイタワー」は、ホワイト・ベアファミリーが建設した32階建てのタワーホテルで2020年1月18日に開業しました。しかし、オープン直後からコロナ禍の影響で稼働率が低迷。ホテルを運営する、ホワイト・ベアーファミリーとグループ会社のWBFホールディングスは、2020年6月30日に大阪地裁に民事再生法の適用を申請し監督命令を受けました。負債総額は計約351億円。新型コロナウイルスの感染拡大による利用者減がホテル経営を直撃しました。
アパは、今後、全客室のVODサービスを無料化するなど、滞在中の満足度を高め、顧客満足度向上に繋げていくとの事です。コロナ禍の直撃を受けた不運のタワーホテルは、アパホテル〈新大阪駅タワー〉として 再スタートを切る事になります。
ピンチはチャンス、は分かりますがアパも底なしにお金があるわけではないはず。あまりにも強気すぎる戦略は大丈夫でしょうか
開業からわずか1年でリブランドを余儀なくされましたが、これからはアパホテルとしての再スタートで盛り返してほしいですね。