福岡市は2023年1月30日に、福岡市中央区唐人町2丁目で推進する『こども病院跡地活用事業』について、優先交渉権者を「積水ハウス・福岡大学」に決定したと発表しました!敷地面積は約17,000㎡で、内科総合病院やタワーマンションなどが建設されます。
こども病院は2014年に『アイランドシティ』に新築移転しており、跡地について、2022年3月に「こども病院跡地活用方針」が策定され、事業者に売却した上で跡地活用を進める方針が改めて示されました。
【出展元】
→福岡市>こども病院跡地活用の事業者公募の実施について
施設配置
再開発街区に整備される病院は5階建てで、オンライン診療やAI画像診断などIoTを充実させた内科総合病院となり、健康診断機能を備えた3階建ての健康プラザが併設されます。分譲マンションは23階建てのタワーマンションと9階建ての2棟を建設。地域の交流スペースやイベント広場となる約3000㎡のガーデンエリアも整備される計画で、2027年春の開業を目指しています。
※2027年開業予定で、23階建てマンションAは2027年11月完成予定
マスターアーキテクトにより調和した建物デザイン
開発コンセプトは『ウェルビーイング・ガーデンシティ』。低層部の木質系素材による一体化など、マスターアーキテクトにより調和した建物デザインが特徴的です。建物内外装材における福岡市産、市近郊産木材を活用。コミュニティハウスは木造ハイブリッド構造を採用します。
みどり溢れる3つのガーデン
オープンスペースは地域の交流スペースイベントの場となるみどり溢れる3つのガーデン(3000㎡)が設置されます。オ歩行者が体感できる質の高い緑を創出。水辺、カフェテラス、遊歩道、様々なパブリックアート、多数のベンチなど、開放されたオープンスペースとなります。
計画概要
内科総合病院:地上5階建て、延床面積:約8300㎡健康プラザ:地上3階建て、延床面積:約2000㎡(小児科クリニック、調剤薬局、カフェ、検診センターが入居)
分譲マンションA:地上23階建て、延床面積:約18100㎡、総戸数178戸
分譲マンションB:地上9階建て、延床面積:約5000㎡、総戸数44戸。
コミュニティハウス:1階建て、延床面積:約200㎡(集会所、防災備蓄倉庫等)
地域の交流スペースイベントの場となるみどり溢れる3つのガーデン(3000㎡)
2022年
7月 公募要綱等の公表
12月 提案書類の受付
2023年
1月 評価委員会による評価(応募者ヒアリング含む)、優先交渉権者の決定
2023年度中
土地売買契約の締結(予定) 土地の引渡し(予定)
2027年
開業予定 ※マンションAは2027年11月完成予定