御堂筋線中津駅前にあった旧ラマダホテル大阪跡は地上50階、高さ168ｍのタワーマンション！（仮称）大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画（ブランズタワー中津）の再開発計画の概要が判明！

2015年11月4日2018年1月12日

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ラマダホテル大阪は、大阪市北区豊崎３丁目の御堂筋線中津駅の近くにあった、客室数547室のシティホテルです。大阪都心部に新しいホテルが続々と開業する中、建物の老朽化が進んでいましたが、改修に必要な多額の投資を回収できないと判断し、２０１３年末で閉館しました。ラマダホテルの前身は東洋ホテルで、１９６９年に旧三和銀行が中心になって開業しました。２００４年にモルガン・スタンレーが事業を買収し、０６年にラマダホテルにリブランドされ、所有権が東洋ホテルからＵＦＪ信託銀行に移り、モルガン・スタンレー系の神宮ホールディング特定目的会社が受益者になりました。ホテルが閉館した２カ月後には、売買によってオリックス不動産が実質的な土地の所有者となっています。

【出典元】
→http://takarazuka.kansai-hd.com/misc/branztowernakatsu.pdf
→建設ニュース＞ラマダホテル大阪跡地はマンションを建設／東急不動産や住友商事が開発／土地はオリックスが所有

【過去記事】
→ラマダホテル大阪跡の状況 14.10
→ラマダホテル大阪跡の所有権をオリックス不動産が取得、跡地には超高層タワーマンションが建設される？
→オリックス不動産がラマダホテル大阪跡地を取得、タワーマンションへの建替えの可能性が高まる

閉館後中々動きが無かった旧ラマダホテル跡ですが、ついに再開発計画の概要が判明しました！アリー my dearさんから頂いた情報によると、旧ラマダホテル跡に建設されるタワーマンションは、地上50階、塔屋2階、地下1階建て、高さ168mの超高層ビルとなります。事業主は東急不動産と住友商事の2社で、設計は大林組が担当。総戸数653戸、延床面積68,111.54㎡と、かなりの大規模物件です。また、最高高さも１６８ｍと予想を上回る高さで、これは航空法の高さ制限ギリギリまで行ってるのではないでしょうか・・・。

※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました！

計画地周辺には、セントラルマークタワー（122.5m）や、中津にあったホテルコムズ跡にタワーマンションを建設する（仮称）大阪市北区豊崎３丁目計画新築工事（159ｍ）も進んでおり、御堂筋線「中津駅」を取り囲む様に3棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。これはかなり凄いですね。

配布された資料に掲載されていた配置図です。新しく建設されるタワーマンションは、東西に細長い形状になり、先に竣工したセントラルマークタワーとは「へ」の時型配置になる様です。またファイル名がbranztowernakatsuとなっている事から、もしかすると物件名称も「ブランズタワー中津」になるかもしれません。住友商事も事業主なので、「ブランズ中津クラッシィタワー」！？かも。また、事業主にオリックスの名前が無かったので、オリックスが、いずれかの時点で、東急不動産などに土地の全部または一部を売却するのではないでしょうか。

【スペック】
名称：（仮称）大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画（ブランズタウン中津？）
所在地：大阪市北区豊崎三丁目21番１他
階数：地上50階、塔屋2階、地下1階建て
高さ：168m
構造：RC造
杭・基礎：—
主用途：共同住宅（分譲）
総戸数：653戸
敷地面積：5,154.75m2
建築面積：2,424.22m2
延床面積：68,111.54㎡
建築主：東急不動産、住友商事
設計者：大林組
施工者：未定
着工：2016年07月（予定）
竣工：2020年03月（予定）

西立面図です。こちらの方角から見ると、かなり細長い形状に見えますね。

現地の様子です。既に解体工事が本格化しており、2016年6月30日までに解体を終え、2016年7月に着工する予定となっています。

北東側から見た様子です。

ついに開発計画の概要が明らかになった旧ラマダホテル大阪跡。まさか地上50階、高さ168ｍの超高層タワーマンションが建設されるとは、予想を超える規模と高さで大変驚きました。先にも書きましたが、ホテルコムズ跡にタワーマンションを建設する（仮称）大阪市北区豊崎３丁目計画新築工事（159ｍ）の計画も進んでおり、御堂筋線「中津駅」周辺はタワーマンション密集地帯として梅田のスカイラインに大きなインパクトを与える事になりそうです。

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