南海電気鉄道は2022年3月7日付けのニュースリリースで、泉北ニュータウン泉北高速鉄道泉ケ丘駅前で、行政と共創で、「泉ケ丘駅前活性化計画」を始動し、「泉ケ丘ひろば専門店街」の建て替えに着手すると発表しました!1976年のまち開きから50年以上が経過する中で、ニュータウンの人口は減少傾向が続いており、老朽施設を改築し機能を強化することで駅前の活性化につなげる構想です。2022年4月から既存施設の解体作業に取り掛かり、2025年9月の竣工を目指します。解体工事は竹中工務店・南海辰村建設JVが担当します。
【出展元】→泉北ニュータウン「泉ケ丘駅前活性化計画」始動
新ビルは、地上4階、地下1階建て、延べ1.6万㎡を想定し、商業や金融施設、オフィス、医療施設が入るほか、2階に大規模な広場を設け、駅前ロータリーデッキ2階にある堺市くすのき広場と一体化。また、新ビルの各フロアや屋上階にも広場を設けるなど、泉ヶ丘にこれまで以上の「充」実したPARK(広場) 創出します。バリアフリー化などユニバーサルデザインに配慮した歩行者ネットワークを形成します。25年10月の開業を予定。
南海電気鉄道は2021年度経営計画の中長期的施策として「まちづくりの推進」を掲げており、沿線の「暮らす・働く・訪れる」価値を高め、沿線人口の社会増につなげることを目的に、駅を拠点としたまちづくりに取り組んでいます。
泉北ニュータウンは1992年に人口16.5万人のピークに達して以降、2020年には11.8万人と減少が続いています。2030年には10万人を割り込む予測が出ており、高齢化なども課題になっています。一方、駅前では2025年11月に近畿大学の医学部と病院の移転が予定され、大阪府と市がスマートシティーの重点地域に位置付けるなど明るい要素もあり、同社は「泉ケ丘駅前活性化計画」に着手し、沿線の中核都市を目指します。
2022年9月の様子
現地の様子です。約1年ぶりに泉ヶ丘駅を訪れましたが、既存建物の解体工事が行われていました。
解体工事に伴い建物内に防護壁が設置されていました。
駅前のペデストリアンデッキから見た現地の様子です。解体工事がかなり進んでいます。
南東側から見た様子です。
最後は北東側から見た様子です。
50000系車両(ラピート)の特急泉北ライナーとして運行及び試乗会の実施について(泉北高速鉄道・2022年9月30日)
http://www.semboku.jp/cat_news/13727/
当社および南海電鉄では、2022年11月1日(火)から当面の間、50000系車両(以下、「ラピート」)を特急泉北ライナーとして運行します。