JR九州は2022年6月17日付けのニュースリリースで、佐賀県嬉野市嬉野町の温泉旅館跡地に開発を進めている宿泊施設の名称を「嬉野 八十八(うれしのやどや)」に決定したと発表しました。嬉野が誇る温泉とお茶がコンセプトで、2023年秋の開業を目指しています。
【出展元】→JR九州>嬉野温泉宿泊施設の工事着手のお知らせ 施設名称は「嬉野 八十八(うれしのやどや)」に決定!
→嬉野市に最高級ホテル/東急の設計施工/JR九州が安全祈願祭
施設名称「嬉野 八十八(うれしのやどや)」の由来は、同市がうれしの茶の産地で、茶葉が最もおいしくなるという立春から88日目の「八十八夜」と、末広がりの「八」が重なる縁起のよい日であることにあやかり名付けられました。中国・関西エリアからも客を呼び込み、同社の最高レベルの宿泊施設を目指します。
建設地は旅館「神泉閣」跡地の嬉野町大字下宿丙2400-30。2022年秋に開業する西九州新幹線(武雄温泉–長崎)の嬉野温泉駅から車で5分の立地。母屋棟が鉄筋コンクリート造4階建て、離れ棟が木造平屋建て。敷地面積 9,565.36 m²、延床面積 約 5,300 m²の規模で、客室数 36室(母屋棟24室、離れ棟12室)を展開。全室100%源泉かけ流しの浴室を設置する計画です。
建築主はJR九州で、設計・施工は東急建設が担当。2022年6月17日に工事着手、2023年 8月竣工、2023 年秋の開業を予定しています。
ティーセレモニールームのイメージ。