大阪市は、中之島エリア全体の回遊性向上と交通安全対策を目的とした『歩行者空間化(公園化)』を進めており、2020年2月に中之島通(東西道路)の歩行者空間化に着手し2021年4月に完了しました。今回、それに続く取り組みとして、2022年8月から中之島通(中央公会堂前)の歩行者空間整備が始まりました。
長らく工事が行われていましたが、大阪市は、2023年10月27日に、中之島(中央公会堂前広場周辺)の歩行者空間化エリア全体と車道を、2023年11月15日(水曜日)10時から供用開始すると発表しました!【出展元】
→大阪市>中之島通の歩行者空間整備
→公会堂周辺の歩行者空間整備工事に伴う影響について
これまでの経緯
2020年2月:中之島の一部を車両通行止め実施、歩行者空間化工事に着手2021年4月:中之島通(東西道路)の歩行者空間化工事完了
2022年8月:中之島通(中央公会堂前)の歩行者空間整備に着手
2023年10月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年6月だったので、約4ヶ月振りの撮影です。
中央公会堂前を北側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
東側から見た様子です。メチャクチャいい感じになってきました!
「大阪市立東洋陶磁美術館」側を見た様子です。
中央公会堂南側の様子です。
車道を再編する事で、公園面積が広がった様に感じました。
完成後は、中央公会堂の美しさが際立ちそうです。
2023年6月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2023年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
東側から見た様子です。
中之島公会堂前に美しい「広場」が誕生しました!
少し角度を付けて見た様子です。周辺整備が完了すると、ウェディングフォトを撮影するカップルが「わんさか」湧いてきそうです(笑)
北側から見た様子です。
南側から見た様子です。
このあたりの道路がどうなるのか?が気になる所です。
工事エリアの南東側付近の様子です。
工事エリアの南側の様子です。歩道が拡幅されて広々としています。
車道は残る様ですが、植え込みや歩道が広く取られています。
最後はもう一度、中之島公会堂前の様子です。工事は着々と進行しており、完成がとても楽しみです。
2023年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年10月だったので、約6ヶ月振りの取材です。
北東側から見た様子です。中之島公会堂前に美しい「広場」が出来つつあります。
真正面から見た様子です。
このあたりがどう変わるのか?気になります。
公会堂前の様子です。真新しい路面ブロックが敷かれており、非常に美しくなりました。
公会堂の正面、東側に設けられた広場の様子です。
南東側から見た様子です。街路樹が植えられていました。
最後は公会堂の南側歩道の様子です。
2022年10月の様子
現地の様子です。工事期間は2023年3月31日までとなっています。
中央公会堂周辺の道路が閉鎖され工事が始まっていました。
ショックだったのが大きな街路樹が伐採されていた事です。せっかく公園化するのですから、この木を切る必要があったのでしょうか・・。大阪は他都市に比べて緑化に対して無頓着で、育成に長い年月がかかる街路樹を安易に切る事が多いです。
コストや安全対策との兼ね合いがあるかもしれませんが、安易に木を切るのは本当に止めて欲しいです。
コスト重視で育成が難しい「幼い木」を植えて、管理出来ずに枯れている所も見られます。大木を一度切ると復元するのに20〜30年はかかります。その間に他都市のみどりは成長し立派になり、森の様な都市になる中、後れを取る一方となります。
閑話休題。中央公会堂前(東側)の様子です。ここを広場にするのはとても良いと思います。
中央公会堂は素晴らしいランドマークです。
ランドマークを背により大きなイベントや、憩いの空間を形成する広場が誕生します。
最後は北東側から見た様子です。
明治の香り遺す名建築と超近代的建築が水と緑豊かな空間で共存する、これぞ大阪、これが大阪。
グランフロントのケヤキの並木は最初から大きかったですね。園芸のことは分かりませんが、条件次第ではやりようがあるのでしょうか。
最近の都市の緑化技術とセンスは昔と違ってかなり向上してますね、ですからより良くならいいんです。
ただ心配なのは、樹木が減って広場だけになってしまうことです。ヨーロッパなどで教会と広場だけで緑がなくほぼ全体が石造りという所もありますが
それはヨーロッパの旧市街だから成立するのであって、現代日本でそれは違うだろうと思います。
すくなくとも中之島は水と緑と建築が調和した場所になってもらいたいので、センスよく樹木を配置してもらいたいです。
それから御堂筋の歩道化に関してですが緑のトンネルを歩きたいので4レーン必要派です。
なんなら枝ぶりが小さくて緑が足りないなと思う箇所もあるくらいです。
心斎橋あたりはいい感じなんですが南の方は緑が少なめですね、現状空間を持て余し気味のような。未だ完成形ではないのでなんとも言えませんが、キッチンカーなりストリートパフォーマンスなり賑わいを演出するものが必要に思えます。
それがないなら、樹木を植えてください。それでなくても大阪は緑が少ないと言われがちなんですから。
私もプリンさんのご意見に賛成です。
できれば、空き地の多い中之島西部か臨海部へ庁舎を移転させ、現庁舎を解体して跡地を公園にしてほしいです。
御堂筋から東側が広大な都市公園になるだけでなく、府立図書館が御堂筋からまっすぐ見通せるし、日銀旧館と名建築同士が向かい合わせになります。
大阪が目標モデルとするパリのシテ島の景観に近づくと思います。
中之島公園の近代建築群を見るたびに思うのは、
大阪市役所庁舎の復元です。
ここを前代の近代建築に戻せば、
日銀大阪支店ー大阪市役所ー府立図書館ー中之島公会堂
と近代建築群が一繋がりになり大大阪時代の景観を復活させられます。
大阪市役所は大阪都となるのを機会に湾岸などに移転し、
安藤忠雄が以前構想していた中之島プロジェクトを21世紀版に刷新、
周辺地下も含め大大阪博物館、劇場、現代美術館、図書館(拡張)などの施設群を整備。
中之島は世界的にもユニークな文化地区となります。
あなたの好戦的なコメントもセンスないですよ。
基本、行政が植えた木を行政が切ることは何も問題ありません。
過去に行政が植えた街路樹が時代に合わなくなったり、センスがない場所に植えていたりということはよくある。
御堂筋の街路樹も時代に合わなくなってきている。
近年、パリのシャンゼリゼ通りなど、世界的にメインストリートを歩行者優先の道に作り替えようという動きがある。御堂筋もまさにその最中だが、御堂筋の街路樹を2レーンに減らすべきだと思う。
そもそも、御堂筋の道幅は44mしかない。他の都市では100mを超えるような道幅の道路があるなか、御堂筋の道幅はそれほど広いとは言えない。そこに街路樹が4レーンもある。多すぎる。街路樹を減らせばもっと余裕ある道づくりができる。
要するに、街路樹というものは時代に合わせて切ったり植えたりするものであって、一度植えたら絶対に切るなという意見はおかしいということ。自然公園に生えている樹齢何千年みたいな木と、街路樹を同じように考えている人が多い。
あと、街路樹を切って批判する批判は決まって、山を切り開いて作る住宅街やゴルフ場は批判しない。凄く矛盾を感じる。