※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
大阪市は、中之島公園内に建設中の子供向け図書施設「こども本の森 中之島」周辺の車道を歩行者空間として公園化します。この計画は1年以上前からアナウンスされてましたが、2020年2月15日(土)以降から整備区間(中公会堂前〜堺筋に至る約150m)が車両通行止となり、いよいよ工事が始まる事になりました。【出展元】
→歩行者空間化(公園化)整備のため中之島通の一部を通行止めします
→【2020年03月実施予定】大阪市が図書施設「こども本の森 中之島(仮称)」周辺の車道の歩道化を検討中。
公園化される区間はこちらです。現在の車道はイベント開催時の搬入や、人があつまる広場として使える様に石畳風の舗装となり歩道と一体化されます。
完成イメージ


※現地に掲示されていたパネルを撮影しました。
2021年1月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年11月だったので、約2ヶ月振りの取材です。この写真はあえてアプローチ分を強調しており、歩道部分は右側にしっかりと在ります。

堺筋側から地下駐輪場に繋がる通路が整備されました。地下駐輪場はこの区間が歩道化される事を予想していなかった為、アプローチとしてこの通路がどうしても必要になります。薄々気付いていましたが、整備が進むと目立ちますね・・。

駐輪場のアプローチ分が今回の歩道化区間を横断しています。手摺りに沿って植栽が施されるので、またイメージが変わると思います。

計画区間の西側から見た様子です。

引き気味で見た様子です。

おまけ・・の中央公会堂の写真です。
2020年11月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年10月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

順調に工事が進んでいます。今回取材してみると路面ブロックの敷設が始まっていました!

路面ブロックをアップで見た様子です。完成予想パースと同じデザインですね。

こちらは地下駐輪場に繋がる通路の様子です。ガードレールが取り付けられていました。

最後は中之島公会堂側から見た様子です。西側の区間は「まだこれから」といった感じでした。
2020年10月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年3月だったので、約7ヶ月振りの取材です。

車道が閉鎖され本格的な工事が始まりました!

中央公会堂側から工事区間を見通した様子です。

地下駐場の入り口付近の様子です。元々、車道を歩行者空間化する設計にはなっておらず、今後はバイクの導線が問題になると思います。

上の写真の左側の仮囲いの中が対象エリアです。

東側から見通した様子です。

工事が始まり、いままで渡れなかった「この場所」が通れる様になりました!

ついに本格的な工事が始まった中之島通の歩行者空間化(公園化)。完成後はイベントスペースとして中之島の賑わい造りに活用されそうです。
敷かれた路面ブロックがいい感じです。来年が楽しみですね♪
歩道化完了時には、府立中之島図書館が2,3号書庫の耐震補強を諦め、建替え着工し、旧食堂棟の耐震補強工事が行われるタイミングになります。書庫棟は地下1階地上5階で同規模名称は改築のままです。既に書物の移動作業中で、解体後、文化財調査、地盤調査の後工事に入りますので完成は令和5〜6年頃です。歩道化後も工事車両が周辺を走行しますので、注意は必要です。
児童図書館「子どもの本の森」建設工事と市道の公園化を並行して進めて、図書館のオープンと同時に歩道化を完成してほしかったです。同じ大阪市の事業で1年近くも時間差が出るのは行政の問題でしょうか? これが図書館は大阪市、道路は大阪府というのならまだ分かりますが。「府市合わせ」以前の問題です。きれいに完成した図書館と掘り返された道路の写真を見て、大阪市単独でもちぐはぐなことをするのだなと思いました。