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【2019年11月16日開業】ヨドバシ梅田タワー建設の状況 19.09


ヨドバシホールディングスは2019年6月3日付けのニュースリリースで、大阪駅北口に現在建設中のヨドバシ梅田の新棟の名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定、施設概要をを発表しました。既存ビルの延べ床面積は約108,800㎡、新棟は約110,100㎡で合計218900㎡の巨大施設となります。

「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、当初の計画よりも前倒しの2019年11月16日(土)に開業します。また、高層階に入居するホテルは、阪急阪神ホテルズが立ち上げる新たな宿泊主体型ホテルブランド「Hotel Hankyu RESPIRE(レスパイア)」に決まり2019年11月27日にオープンする予定です。

【出展元】
建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定
建築新聞デジタル>ヨドバシ梅田タワーが起工/設計施工は五洋/ヨドバシHD
ヨドバシカメラ>ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について
 建築新聞>ヨドバシ梅田タワーが着工へ

【過去記事】
ヨドバシ梅田タワー建設の状況 19.07
ヨドバシ梅田タワー建設の状況 19.06
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.04
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.03.24
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.03
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.02
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.12
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.11−2
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.11
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.09
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.07
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.06ー1機目のタワークレーンが姿を現す!
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.05ー鉄骨が地上に姿を現す!
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.03
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.02
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.11
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.09 ~本日(2017913日)の地鎮祭を持って正式に着工!
第2ヨドバシ橋(Bデッキ)とヨドバシ梅田外周を取り巻くペデストリアンデッキの建設状況17.09
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.08
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.07
(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.06 ~平面駐車場が閉鎖され着工前の準備工事が始まる!~
ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.06-2 ~カリヨン広場前のAデッキは2017年06月30日に完成すると公式に発表される!
ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.06 ~ヨドバシ梅田とルクアの東側を結ぶ歩行者デッキが一気に架設される!
ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.04
ヨドバシ梅田とJR大阪駅(ノースゲートビルディング)を結ぶ歩行者デッキの準備工事が始まる! ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟の最新の完成予想パース
ヨドバシ梅田二期棟の完成予想パースが公開!
ヨドバシ梅田の新ビル都市計画開始 容積率1250%、最高限度150mで2013年度にも着工の見通し!
ヨドバシが梅田に新ビル、15年にも大型商業施設

【2019年秋開業】ヨドバシ梅田タワーの商業施設は『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定!「WeWork LINKS UMEDA」が入居








 【スペック】
名称:(仮称)ヨドバシ梅田タワー
所在地:大阪府大阪市北区大深町4番8
階数:地上35階、塔屋2階、地下4階(申請以外 地上13階、塔屋1階、地下2階)
高さ:149.90m(申請以外62.74m)
構造:鉄骨造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
杭・基礎
主用途:百科店・飲食店・ホテル・駐車場
客室数:約1000
敷地面積:17256.22
建築面積:申請6,371.70㎡、申請外7,903.98㎡、全体14,275.68
延床面積:申請111,527.16㎡、申請以外108,825.44㎡、全体220,352.60
容積率対象面積:申請92,287.68㎡、申請以外77,937.77㎡、全体170,225.45
建築主:ヨドバシカメラ
設計者:五洋建設
施工者:五洋建設
着工:201709月 ※913日に地鎮祭、正式着工
竣工:201912月(予定)

 

 

 

 

2019年9月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2019年8月だったので、約1ヶ月振りの取材です。商業施設「LINKS UMEDA」の開業日が決まりオープンに向けて最後の追い込みがかかっています。

 

 

 

北側低層部の壁面の様子です。基壇部のガラスカーテンウォールがメチャクチャいい感じです。のっぺりとした一期棟に比べると、かなり高級感があります。

 

 

 

グランフロント大阪から見た様子です。

 

 

 

低層部のい様子です。

 

 

 

北側で大規模な壁面緑化がおこなわれています。

 

 

 

近くで見た様子です。フェイクではなく本物の植物です。街路樹が少ないこにエリアに潤いを与えてくれそうです。

 

 

 

外周部の歩行者デッキが1期棟と繋がりました。歩行者デッキ上の屋根の有無は、既設建物の容積率への影響によるものです。新設の場合は最初から容積率にカウントしているので問題ありませんが、後付のデッキに屋根をつけると色々ややこしい事になります。

 

 

 

北側歩道の様子です。大阪市が10月31日まで歩道新設工事を行っており通行止めになっています。

 

 

 

北東側から見た様子です。

 

 

 

 

謎の建物(笑)の壁面が緑化されました。

 

 

 

北東側の1階エントランス付近の様子です。

 

 

 


いよいよオープンが迫ってきたヨドバシ梅田タワー。商業施設LINKSUMEDAは先日オープンした大丸本館に続いて大きな話題を集めそうです。

6 COMMENTS

摂津

設置時期が遅れるだけでいずれグランドフロント側にデッキができるんじゃないの?
阪急側は新阪急ホテルの建て替えが終わらないとデッキはつけれないよね。新阪急ホテル建て替えは大阪万博が終わってからじゃないのかな。

ぽり

国鉄清算事業団を引き継いだURが土地売却後も指揮系統をとり、UR事業代行者であるヨドバシが敷地部分のデッキを、UR事業代行者であるグランフロント側が通路側のデッキを設置し、阪急側は阪急などが設置予定です。うめきた歩道整備もURが行います。 大阪駅南側は所轄が違います。

建て替えが予定されている新阪急ホテルの具体的なレイアウトなどが決まっていないため、現在、デッキを設置することはできないのではないでしょうか。
そもそも、国道を跨ぐデッキは、国が設置すべきと思います。
阪急・阪神両百貨店間の最初の歩道橋は、松下幸之助さんが寄付してできたそうですが、現在のスカイウォークは、JR西日本と大阪市交通局の2社により事業が進められいるとのこと。
ヨドバシカメラにデッキ設置を期待するのは、筋違いかと思います。

ころろ

デッキについては条例改正に伴い企業側が主導的に行えるようになりました。
ヨドバシカメラと大阪駅を結ぶデッキがまさにそれです。
あれは自治体側が持っているものではなく、純粋なヨドバシカメラの所有物です。
残念ながら企業側がデッキ分の投資を渋ったことは事実なのです

ぽり

デッキの設置管轄が違うためです。ドケチではありません。

ころろ

結局グランフロントや阪急側に繋ぐデッキを設置しなかったのが、イチイチケチくさい日本らしいといえばらしい。
一応、デッキを繋ぐ予定箇所には、仮設階段を設置してごまかしてはいますが、なんともみすぼらしいものが出来上がったなという印象です。
横断デッキひとつ作れないドケチ精神が蔓延し、先行投資を蔑ろにしているようじゃ、まだまだ日本人のマインドはバブル崩壊時から抜け出せていないのでしょうね。

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