コミック・ブック・コンベンション(comic book convention)またはコミコン(comic con)は、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントのことで、コミック・ブックファンが集まり、クリエイターや専門家と、そしてお互いに交流する場です。
コミコン・インターナショナル(Comic-Con International)は、1970年にシェル・ドルフ氏を中心にした漫画本愛好家たちの小規模な集会として開催されたのが原点で、アメリカのサンディエゴが発祥の地とれ、今ではアメコミファン、映画ファン、サブカルチャーファンなど、13万人以上の来場者が集まる、世界最大レベルのポップカルチャーの祭典に発展。海外スターによるステージイベントやサイン会、個人アーティストや企業による多数のブース出展、コスプレ企画、グッズ販売など多彩な催しが行われていましす。コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています。
【出展元】
→TOKYO COMIC CON公式サイト
「スタン・リー」と「スティーヴ・ウォズニアック」
出展:https://comic-con.org/
マーベル・コミックスの編集長を長年務め、自ら「スパイダーマン」「アイアンマン」「X-メン」など数多くのキャラクターを生み出し、アメリカのコミックス業界に大きな変革をもたらした「ポップ・カルチャーの父」スタン・リーと、アップル共同創業者の一人で「テクノロジーの王」といわれているスティーヴ・ウォズニアックとの出会いが、「東京コミコン」の始まりでした。最新のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーを融合させたコミコンを、当初はウォズの住むシリコンバレーで開催したが、真にグローバルな祭典にしたいというウォズの意向があり、「そうであれば日本を巻き込まなければならない」と東京での開催を決定。そして、2016年12月「東京コミコン2016」として実現され、大盛況の内に幕を閉じました。
日本でテクノロジーとポップカルチャーの祭典に進化
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップカルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。ファミリー層から年配の方まで、全世代を通じて楽しめる知的好奇心を刺激するイベントとなっています。
2016年の第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、ポップ・カルチャーの祭典としてファンの支持を集めてきました。
3年ぶりのリアル開催となった東京コミコン2022 は、幕張メッセを会場として、2022年11月25日〜27日の3日間に67,668人が来場し、久々のリアルイベントとして盛り上がりを見せました。
東京コミコンのイベント内容
- 国内外映画、コミックなどの最新情報公開
- 企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
- 実際に映画で使用されたプロップや、レアグッズの展示
- 最新技術を使った様々なコンテンツの体験
- 海外セレブ俳優との交流
- ステージでのライブパフォーマンスのライブ配信
- コスプレイヤーの交流、コンテスト
- 漫画家やアニメーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」
『大阪コミコン2023』がGWに初開催決定!
「大阪コミコン」は、2016年から開催されている「東京コミコン」に続き、新たに大阪での開催となるポップ・カルチャーの祭典として2023年のGWに初開催される事が決定しました!
大阪でのイベント内容や、来場するゲスト俳優、出展企業、ライブパフォーマンスは未定ですが、これからイベント概要が明らかになって行くはずです。アメコミファン、映画ファン、サブカルチャーファンが集まる一大イベントが大阪で開催される事はとても嬉しいですし、是非とも盛り上がって欲しいと思いました!
日本のエンターテイメントの発展に大阪が占める割合はかなりのものがある。
コミコンの大阪開催は必然とも言えます。