阪急阪神ホールディングスが「新阪急ホテル」と「阪急ターミナルビル」の建てを検討!


阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店の建替え(梅田1丁目1番地計画)が完成する2022年以降に大阪・梅田にある大阪新阪急ホテルと駅ビルの阪急ターミナルビルの建て替えを検討するとの事です。

 

阪急阪神ホールディングス(HD)は2022年以降に大阪・梅田にある大阪新阪急ホテルと駅ビルの阪急ターミナルビルの建て替えを検討する。その後も古いオフィスビルや商業施設を順次建て替える。インバウンド(訪日外国人)対応やスタートアップなど新規事業を育てる機能も持たせ、本拠地・梅田の競争力を高める戦略だ。

日経新聞:阪急阪神HD、新阪急ホテル建て替え検討

 

 

 

 


大阪新阪急ホテルは阪急阪神HDの旗艦ホテルで地上10階建、客室数961室、レストランや宴会場を備える大型ホテルです。竣工は1964年の古参のビルで老朽化が著しく、阪神百貨店の建替え計画が完成する2022年頃には築60年近くに達します。

 

 

 

 

 


阪急ターミナルビルは、1972年竣工の複合ビルで阪急梅田駅が国鉄線(現在のJR線)の北側に移転したのに合わせて新たに作られた駅ビルです。カーテンウォール工法を本格的に採用し徹底的な省力化が図られた、当時としては画期的なビルでした。

この阪急ターミナルビル(17番街)に続き、阪急グランドビル(32番街)、梅田阪急ビル(阪急百貨店建替え)が建設され、現在は阪神百貨店の建替え工事が進んでいます。それに続くの再開発は、原点回帰と言える「阪急ターミナルビル」と隣接する「新阪急ホテル」となりそうです。新ビルがどの程度の規模のビルになるか、用途をどうするか?詳細についてはこれから検討を進めるとの事ですが、超がつく好立地なので高度利用、すなわち超高層化は間違いなさそうです。