
大阪市は、もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地(6934.51㎡)の周辺地域の活性化を図るため「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地」の開発事業について、公募型プロポーザルを実施し、住友不動産が事業予定者に決まりました。住友不動産の事業コンセプトは「曽根崎 Link City」で、敷地のポテンシャルを最大限に活かす為、梅田エリア最高峰クラスとなる、地上52階建て(約900戸)のシンボルタワーを創出し、低層部は「リンクプラザ」「リンクモール」及び「リンクガーデン」で繋がる賑い・交流空間が整備する、という内容でした。
その後、約900戸の住戸のほか、中層部にホテル、低層部に物販・飲食施設や公益施設などが入る複合高層ビルへの計画変更がアナウンスされていましたが、2017年03月23日の大阪市のHPに(仮称)梅田曽根崎計画環境影響評価準備書が掲載され、計画変更後の(仮称)梅田曽根崎計画の詳細が判明しました。
先日、現地に建設計画のおしらせ、が掲示され(仮称)梅田曽根崎計画の事業内容がより詳細に解りました。地上56階、地下1階、高さ193m、延床面積106,986.258㎡の大型複合ビルで、住宅(約836戸)、ホテル(約200室)、店舗、貸し会議室、公益施設(大阪市管理施設)等で構成される超高層複合ビルになります。
→(仮称)梅田曽根崎計画 住友不動産がもと大阪北小学校跡で計画するホテルと住宅等で構成された超高層複合ビルの概要が判明!
→旧大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地のタワーマンション建設計画「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地開発事業」の状況16.03
→特報!もと大阪北小学校・曾根崎幼稚園跡地の事業者は住友不動産に決定、52階建ての超高層タワーマンションを建設!

【スペック】
名称:(仮称)梅田曽根崎計画
所在地:大阪市北区曽根崎2丁目73番2
階数:地上56階、塔屋2階、地下1階
高さ:193.00m
構造:RC造、一部(SRC造、S造)
杭・基礎 :
主用途:共同住宅(分譲・賃貸)、ホテル、店舗・貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
総戸数:836戸(分譲・賃貸) 、客室数:約200室
敷地面積:6,837.63㎡
建築面積:5,039.48㎡
延床面積:106,986.28㎡(容積対象面積75,141.72㎡)
建築主:住友不動産
設計者:大林組
施工者:大林組
着工:2018年06月(予定)
竣工:2022年03月(予定)

建築計画のおしらせに掲載されていた南立面図です。

同じく配置図です。低層部の商業施設の南西側が敷地の形状に合わせて扇状に広がっています。

現地の様子です。長らくコインパーキングとして使用されています。ここに延床面積約10.6万㎡、高さ193mの超高層複合タワーが出現すると、景観に与えるインパクトは相当なモノがありそうです。

敷地の南側は老朽化した雑居ビル群が立ち並んでいます。(仮称)梅田曽根崎計画 の進展の伴い、これらのビルが同変化するか?も見どころの1つです。

また、中層部に入居するホテルは、おそらく同社が運営する「ヴィラフォンテーヌ」ブランドが入居するのではないでしょうか。超高層タワーマンションとヴィラフォンテーヌの組み合わせは、シティタワー神戸三宮で見られます。
大阪市のHPからお借りした完成予想パースです。バベルの塔の様な巨大なタワーが描かれています。1枚上の写真とパースを見比べると(仮称)梅田曽根崎計画 の規模の大きさが実感できました。



