Vianode SHIN-OSAKA(ヴィアノード新大阪)、計画名称(仮称)新大阪オフィスビルプロジェクト新築工事は、大阪市淀川区西宮原1丁目に建設されたミッドサイズのオフィスビルです。新ビルの規模は鉄骨造、地上11階建て、敷地面積1625.32㎡、延床面積10891.36㎡。建築主は大和ハウス工業で、設計・施工は国土開発が担当。2020年10月に着工し、2022年02月に竣工しました。
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「Vianode SHIN-OSAKA(ヴィアノード新大阪)」は、主に住宅やマンションを手がける大和ハウス工業が手がける初のオフィスビルです。11階建てのうち1階を入居者が共用で利用可能なビジネスラウンジ、3階をシェアオフィスにすることで、ビル入居者の利便性を高め、ビルの利用価値を向上します。ラウンジ・シェアオフィスの企画・運営はReqreeが担い、ヴィスが設計・デザインを担当しました。
計画概要
計画名称 | (仮称)新大阪オフィスビルプロジェクト新築工事 |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目8番4,8番14(地名地番) |
交通 |
「新大阪」 駅徒歩6分 |
階数 | 地上11階建 |
高さ | 51.68m |
構造 | 鉄骨造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 事務所 |
総戸数 | |
敷地面積 | 1625.32㎡ |
建築面積 | 1037.69㎡ |
延床面積 | 10891.36㎡ |
容積対象面積 | 9728.79㎡ |
建築主 | 大和ハウス工業 |
設計者 | 国土開発 |
施工者 | 国土開発 |
着工 | 2020年10月01日 |
竣工 | 2022年02月28日(予定) |
備考 |
建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。
同じく配置図です。
2022年4月の様子
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現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約5ヶ月振りの取材です。
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南東側から見た様子です。ビルは2022年2月に竣工しました。
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「Vianode SHIN-OSAKA(ヴィアノード新大阪)」は、賃貸オフィスとシェアオフィスを用意し、共用部は入居者が利用できるビジネスラウンジとして活用可能です。ビル一棟でのABWを実現し、入居企業の成長フェーズや多様なニーズに対応。デザインコンセプトは『Villa(ヴィラ)』。“日常の中の非日常”を体感することを最大のゴールに、「その場所で体験できる価値」をいかにデザインの力で高めるかを軸に空間構成が行われました。
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“非日常”から導いたキーワード「ワーケーション」や「リゾート」をテーマに、1階ビジネスラウンジの壁面には地層を連想させるエイジング塗装を施し木目天井のディティールにもこだわりました。洗練され、知的創造性を高めるデザイン空間となっています。
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1階はビル入居者・シェアオフィス契約者の共有スペースとなっています。会議室2部屋のほか、フォンブース5室、ソロワークスペース、ソファスペースなど、それぞれの業務内容に合わせて選べる多様な環境を用意。天井高約6mの広々と開放的な空間で、今求められる人と人とのリアルなコミュニケーションを後押しします。
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また、3階は、シェアオフィス契約者様専用スペースとなっています。約210坪(700㎡)のスペース内に、1名用の半個室を30室、1~8名用の完全個室を27室用意しました。人数や企業の成長フェーズに合わせて場所を選ぶことができます。
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2・4~11階は、賃貸オフィスで、1フロア約210坪(700㎡)の中から広さを選び、1階ビジネスラウンジの活用も考慮したワークプレイス構築が可能です。
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Vianode SHIN-OSAKA(ヴィアノード新大阪)は小規模ながら気合いの入ったデザインが目を引くオフィスビルでした。コロナ禍の影響で多様な働き方が現実のものとなりましたが、後発の大和ハウス工業がオフィスビル市場に対して、どういったアプローチをするのか?要注目です。
2021年11月の様子
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現地の様子です。前回の撮影が2021年8月だったので、約4ヶ月振りの取材です。
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南側から見た様子です。養生ネットが取り払われ外観が姿を現しました!
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外装のアップです。イマドキのホテルの様な若干「和風」を感じるデザインとなっています。
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最後は南西側から見た様子です。
2021年8月の様子
現地の様子です。初めて取材しましたが既に計画上の最高部に到達している様子でした。
南側から見た様子です。
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最後は南西側から見た様子です。