大阪メトロは、2023年11月21日付のニュースリリースで、大阪関西万博に向けて、2024年度末までの導入を目指している「ウォークスルー型顔認証改札機」について、2023年11月23日(木)から、Osaka Metro 御堂筋線 なんば駅北東改札を皮切りに、顔認証改札機の設置しを始めると発表しました！
大阪メトロ『ウォークスルー型顔認証改札機』設置開始！御堂筋線 なんば駅北東改札を皮切りに2024年度末までに全駅に導入へ！！
現地の様子です。2023年11月23日、御堂筋線 なんば駅北東改札に量産型の顔認証改札機が登場しました！実証実験で設置されていたプロトタイプよりもかなり小型化されており、一般的な自動改札機の通路に設置できるサイズとなりました。これは凄いです。
顔認証自動改札の特徴は、改札機本体の上に組まれた「やぐら」。ここには顔認証の認識率を高めるため「女優ミラー」の様な照明が設置され、利用者の顔面を明るく照らす仕掛けがあります。※取材時は未点灯
顔認証改札機の製造は高見沢サイバネティックス、顔認証システム構築はパナソニック コネクトがそれぞれ担当しました。
少し角度を変えてみた様です。
非常に利用の多い改札口、それもど真ん前に設置するとは・・。大阪メトロの本気度合いが感じられますね。
顔認証改札機のデザインは、入場側・出場側のデザインが非対称になっており、利用者を「迎え入れる」「送り出す」という“おもてなし”をイメージした演出が施されています。
ついに全駅への設置が始まった顔認証自動改札機。小型化された量産型は一般通路にも設置できるので、各駅への導入が一気に進む事になりそうです。
一般利用はまだ先ですが、顔認証のウォークスルーがどの様な利用体験を与えてくれるのか？さらに駅ナカ、駅チカ店舗への顔認証決済が広がれば「顔パス」で買い物ができるようになります。ちょっとSFの様な話ですが、大阪では数年先に（部分的ですが）実現する現実となっています。
本体の小型化でどんどん進化してますね。