JR天王寺駅環状内回りホームに、ウルトラワイド液晶2枚を組み合わせた「LCD案内サイン」が登場しました!JR西日本は少し前まで、鶴橋駅で液晶モニタ三面を使用した「可変案内サイン」の実証実験を行っていましたが、天王寺駅のLCDサインはその進化バージョンと言えます。
JR西日本は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅を「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、「『あなた』が笑顔になる駅」をコンセプトに検討を進めています。鶴橋駅で行われた「可変案内サイン」の実証実験では、うめきた(大阪)地下駅におけるサービス提供の実現に向けた可能性が検討されました。
そして、こちらが天王寺駅に設置された「LCD案内サイン」の様子です。ぱっと見た感じは普通の固定サインに見えるほど違和感がありません。
アップで見るとこんな感じです。
真横から見るとこんな感じです。既設の固定サインは黒のマスキングテープで隠されていますが、そのまま設置されているので、LCD案内サインはあくまで仮設でテスト運用である事が解ります。
LCD案内サインの背面はこんな感じです。メーカーは不明でした。
環状内回りホームの2カ所に加えて中央改札口近くには小型のLCD案内サインが設置されていました。
大きさはこんな感じです。
背面から見た様子です。
天王寺駅で密かに始まったLCD案内サインのテスト運用。現在は固定サインと同様の表示ですが、液晶モニタなので動画や、ピクトグラムをアニメーションさせたり、活用法は無限大です。今後、なにか面白い表示がされないか?注視して行きたいと思いました。
ラガールビジョンについては、Wikipediaで「本来の耐用年数は、経済産業省が規定している7年間で順次更新する予定であったが、結果的には、13年間の長期に渡って使用された」とあります。優秀なのもだったと思われます。
はじめまして。
昔、阪急梅田駅に「ラガールビジョン」という液晶案内板がありましたが、電力消費が激しく、数年後にLED案内板に交換されました。
これはそうならないとは思いますが。。
画像を見てもこの自然さ、言われないとLCDとはすぐに気づかないですね。
ホームの電車案内に動画を使えるのは面白そうですね。文字だけでなく、どんな色、形の電車が来るのかがわかれば不案内な乗客も安心だし、接近情報なんか前駅のライブ映像とか、アイデアが広がります。