フィリピン航空、関空〜マニラ線を50%増便!1日3往復・週21往復体制に、21時20分発の夜間便を追加

出展:Philippine Airlines

フィリピンのフラッグキャリアであるフィリピン航空(Philippine Airlines)は、2026年冬ダイヤから、関西国際空港(KIX)~マニラ線を従来の1日2往復から1日3往復へ増便しました。週当たりの運航便数は14往復から21往復となり、50%の増加です。

今回追加されたのは、関空を21時20分に出発するPR439便と、マニラを午前3時20分に出発するPR440便です。これまでの午前・午後の運航に夜間便が加わり、関西とフィリピンの首都を結ぶ航空ネットワークが拡充されます。

増便計画は2026年7月7日に発表されていましたが、10月下旬に迎えた冬ダイヤから実際の運航段階に移りました。増便は2027年3月27日までの冬季運航計画に組み込まれています。

関空~マニラ線が1日3往復、週21往復に拡大



フィリピン航空が発表した2026年冬期運航スケジュールでは、関空~マニラ線の増便により、毎日午前・午後・夜間の3つの時間帯に直行便が設定されます。

新たなPR439・PR440便には、ビジネスクラス12席、エコノミークラス187席の計199席を備えるエアバスA321ceo型機を投入します。追加される座席供給量は、片道当たり週1,393席、往復合計で週2,786席に相当します。

関空~マニラ線 2026年冬ダイヤ
便名 関空発 マニラ着 運航日
PR407 10:05 13:35 毎日
PR411 15:00 18:45 毎日
PR439(増便) 21:20 翌0:50 毎日
便名 マニラ発 関空着 運航日
PR440(増便) 3:20 7:55 毎日
PR412 9:10 13:45 毎日
PR408 14:30 19:10 毎日
※時刻はすべて現地時間。日本とフィリピンの時差は1時間です。使用機材・運航時刻は変更される場合があります。

夜間便の追加で、関西とフィリピン双方の渡航選択肢が拡大

今回の増便で特徴的なのは、単に輸送力を増やすだけでなく、これまで手薄だった夜間・早朝の時間帯を補完することです。

関空21時20分発のPR439便は、仕事や観光を終えてからマニラへ移動できるダイヤです。一方、マニラ3時20分発のPR440便は関空に朝7時55分に到着するため、フィリピンから大阪を訪れる旅行者は到着日を有効に使えるようになります。

関空発は午前10時台、午後3時台、午後9時台の3便となり、旅行日程や現地での滞在時間に応じて便を選びやすくなります。また、マニラを経由してフィリピン国内の各都市へ向かう利用者にとっても、乗り継ぎの選択肢が広がります。ただし、深夜・早朝便は現地空港へのアクセスや乗り継ぎ時間の確認が必要です。

フィリピン航空のリチャード・ナトル社長は、冬季がフィリピン人にとって人気の訪日旅行シーズンであると同時に、日本人のフィリピン旅行需要も高まる時期だと説明しています。同社は今回の増便を通じて、観光・ビジネス交流の促進に加え、貨物輸送能力の拡大も図ります。

成田~マニラ線も1日3往復化、日本路線は最大週87便へ

フィリピン航空は今回、関空線と同時に成田~マニラ線も週14往復から21往復へ増便します。さらに、新千歳~マニラ線についても2026年11月24日から週3往復を週5往復へ拡大する計画で、日本路線全体では最大週87便の運航体制となります。

フィリピン航空の主な日本路線増便計画
路線 従来 増便後
関空~マニラ 週14往復 週21往復
成田~マニラ 週14往復 週21往復
新千歳~マニラ 週3往復 週5往復
※新千歳線は2026年11月24日~2027年2月27日の計画。2027年2月28日以降は週4往復を予定しています。

フィリピン航空は、マニラから成田、羽田、中部、関空、福岡、新千歳へ就航するほか、セブからも成田・関空への直行便を運航しています。関空~セブ線は基本的に週5往復で、マニラ線と合わせると関空発着のフィリピン航空便は週26往復規模となります。

フィリピンは、関西にとって観光だけでなく、ビジネス、留学、在留外国人の往来など幅広い需要を持つ市場です。今回の増便は、こうした双方向の需要を背景に、関空から東南アジアへの輸送力がさらに強化される動きとして注目されます。

なお、フィリピン航空の公式資料では冬ダイヤの期間を2026年10月25日~2027年3月27日としていますが、航空ダイヤ専門サイトAeroRoutesでは1日3往復への増便適用日を10月26日としています。

今回の増便によって、関空~マニラ線は午前・午後・夜間の3便体制となりました。冬季の観光需要に対応するとともに、関西からフィリピン各地へのアクセスを支える航空ネットワークが一段と充実します。




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