富山県立新近代美術館は、富山駅の北側で整備が進む富山市の新しいランドーマーク、富岩運河環水公園の西側に新築される美術館の建設計画です。新美術館は地上3階建で、延べ床面積約9700平方メートル、工事費は約76億円の規模です2016年秋以降の開館を予定しています。
①構 造:鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
地上3階(屋上には庭園を配置)
②延床面積:9,748㎡(屋内駐車場、屋上庭園、屋外階段等を除く)
■建築設計の要旨
・立山と環水公園と呼応し、その環境を包み込む。広大なスケールを建物に引き込むための「環境装置」として、美術館本体を包むように放物線を配し、屋上庭園まで人を招き入れるように緩やかな階段を配置する。
・公園を散策するように誰でも気軽に訪れることができるよう、美術館本体はガラスを多用した近未来的で開放的な建物とする。
・大きな特徴のひとつである屋上庭園では、周囲の絶景を一望する富山の「新たな視点場」を創出する。
・外から来館者の動きが見え、にぎわいの創出につながる動線配置とする。
・バリアフリーに配慮した誰にとっても使いやすい建物とする。
現地の様子です。既に3点式パイルドライバーが投入され杭打ち作業が行われていました。
アップで見た様子です。新富山県立近代美術館(仮称)は富岩運河環水公園を西側に拡張する様な形でレイアウトされています。
少し角度を変えてみた様子です。
敷地北側の様子です。工事はまだまだこれから、といった感じですね。
この日は環水公園でフード系のイベントが行われており、ケータリング・カーが数台出店していました。
ケータリング・カー周辺は結構な人数のお客さんで賑わっていました。うちの子供も大はしゃぎ!
反対側の富山駅側の様子です。環水公園は本当に美しい公園で、何時来ても心が和みます。
この日は芝生の上で家族で弁当を食べてから、一路大阪の自宅に向かいました。まさか、嫁さんの実家のお墓参りに来て、その後にピクニックに行くとは夢にも思いませんでしたが、天気が良く、オードブルを外で食べよう!という事になり、成り行きでそうなってしまいました(笑)今でも十分魅力的な環水公園ですが、建設中の新富山県立近代美術館(仮称)が開館すれば、さらににぎわいを増しそうですね。