
ザ・千里タワーは千里中央に建設された、地上50階、高さ164mのタワーマンションです。なかなかシックでカッコいいタワーだと思います。

郊外としては破格の地上50階建て。

隣接してヤマダ電機の都心型業態「LABI千里」が出店しました。ちなみにLABI(ラビ)とは、「LIFE ABILITY SUPPLY」の略で、「豊かな生活を実現する力を提供する」といった意味です。「単なる家電販売だけにとどまらず楽しさや安らぎを提供するヤマダ電機の提案」といった所だそうで、社長の鶴の一声で決まったとか。。。ちなみにLABI業態の1号店であるLABI1(難波)が開店した時はヤマダ電機の各ブロックのブロック長級が各フロアのフロア長、販売部長が店長といった異例づくしの布陣で出店してきました。ヨドバシに対抗する為、都心型、駅前立地の運営ノウハウを全力で吸収する為だったようです。また、LABI千里はヨドバシ梅田を、北と南で挟み撃ちにする意味もあります。家電量販店は他業界と比較しても寡占化が著しく横綱同士の激しい激突が続いています。

新御堂筋から。飛び抜けた高さの為どこから見ても目立ちます。

□千里ライフサイエンスセンター
地上21階、高さ96mのオフィスビルです。
「北摂地区に集まる研究者などライフサイエンス関係者が親しく交流して、情報を交換しあう場となる、アカデミックな“赤ちょうちん”をつくりたい」。
千里ライフサイエンスセンターが計画された時に聞いたフレーズが強く印象に残っています。今思えばNHKスペシャル「沸騰都市」で紹介されていた、シンガポールが国家戦略として建設を進めている「バイオポリス」や「フュージョンポリス」のコンセプトを10年以上先取りしていた構想です。でも国家的な戦略やバックアップ体制が無いと大成するのは難しいと思います。。

□千里朝日阪急ビル
地上22階、高さ 98mのオフィスビルです。
千里中央もそうですが、千里ニュータウン全体についても、オールドタウン化の問題に対して容積率の緩和を活用した立て替え、再開発が徐々に行われ、他地域に比べ順調に新陳代謝が進んでいる様に見えました。まさに再都市化が進行しつつあります。

