【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

日本最長人道つり橋『The Bridge 420(ザ・ブリッジ420)』が安威川ダム周辺の公園「ダムパークいばきた」に誕生!現地の最新状況 24.07



2024年4月23日に、「ダムパークいばきた」の一部が先行オープンしました!

「ダムパークいばきた」は、茨木市北部地域(通称:いばきた)に位置する安威川ダム周辺にある公園で、「公共施設」(芝生広場、パークセンターなど)と「民間施設」(吊り橋など)が共存する都市公園です。

茨木市が行った「安威川ダム周辺整備事業」公募型プロポーザルにおいて、大和ハウス工業を代表とする企業グループが2020年8月に事業候補者に選定され、当社は公共施設エリアの整備と指定管理業務を担当。公共施設エリアにはイベントなどが開催できる芝生広場や、多目的室・交流スペースが入ったパークセンター、多くの方が利用できる駐車場などが整備されました。

民間施設の吊り橋については2024年12月のオープン(Ⅱ期)を予定しており、今後、民間企業のノウハウを活用し、茨木市の山とまちをつなぐハブ拠点として魅力ある公園づくりが行われます。

【出典元】
大阪府茨木市「ダムパークいばきた」オープン


今後の予定

<2024年4月23日オープン済>
1:拠点施設エリア
2:広場エリア

 

<2024年12月オープン予定>
3:民間吊り橋エリア

 

<2026年以降>
4:にぎわい検討エリア
5:デッキエリア(水上アクティビティ)
6:多目的運動広場エリア

公園名称は「ダムパークいばきた」


大阪府茨木市は、2023年度の本格稼働を予定している安威川ダム周辺で整備を進めている公園の名称を「ダムパークいばきた」に決定したと発表しました!園内には人道橋としては日本最長のつり橋設置などが計画されており、官民連携で2024年春のオープンを目指ています。

公園の名称は一般公募を実施し、約1440件の応募があり、市民投票や関係者の意見聴取などを経て、「ダムパークいばきた」が選ばれました。市は、わかりやすさや呼びやすさのほか「山とまちをつなぐハブ拠点」として広くPRする事などから名称を決定しました。

【出展元】
安威川ダム周辺の公園の名称が「ダムパークいばきた」に決定

 



「ダムパークいばきた」は約61.6haの敷地で整備を進め、「広場エリア」「賑わい検討エリア」「デッキエリア」で構成。BBQ施設やキャンプ場、飲食施設を設置。公園内のダム湖上空には、人道橋としては日本最長の420mを誇るつり橋を設置。つり橋からバンジージャンプができるほか、湖面を生かしたカヌーやカヤックなどの水上アクティビティーが楽しめ、年間来園者数100万人を目指す計画です。

 


「ダムパークいばきた」の施設配置はこんな感じです。


府道沿いに広大な駐車場と民間が整備する「賑わい検討エリア」が設置されます。


広場には春の季節感を演出するリング状の園路サクラ並木を整備。


約5mの高低差を繋ぐバリア フリー勾配のスロープ の先に見えるのは、市民の活動を受け止める大きな芝生広場と象徴的な形状の吊橋主塔。写真映えするサイン シンボルなど設置。


日本最長の人道吊り橋を望むレイクサイド。SUPやカヌーやカヤックなどの水上アクティビティーが楽しめます。

これまでの経緯①



茨木市は、安威川ダムの周辺に、PPP(公民が連携して公共サービスの提供を行うスキーム)によって公園や吊り橋などを整備し、ダム周辺の魅力向上を図る計画を進めており、2024年度に公園がオープンする予定です。

また、同市は2020年8月に『安威川ダム周辺整備事業』の候補者に、大和リースを代表とするグループを事業候補者を選定しました。グループの構成員は大和リース、Gravity Park Holdings、E-DESIGNの3社で、ダム湖の眺望を生かしたバンジーなどを楽しめるアクィテビティ施設が整備されます。

※安威川ダム公園(仮称)は管理人が便宜上付けた仮称であり正式名称ではありません

安威川ダム(あいがわダム)建設工事の最新状況 23.12 【2023年9月供用開始】


日本一のつり橋、アトラクション建設のプロジェクトがスタート!



グラビティパークホールディングスは、『安威川ダム周辺整備事業』において、ダムの湖畔に整備を進めるアクティビティパークのアトラクションの概要を発表。日本最長の人道つり橋「The Bridge 420」を中心に、巨大ブランコ:ダムスイング(仮称)、ブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)、ブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)の」3つのアトラクションを設置する事が明らかになりました。

【出展元】
【The Bridge 420】 日本一のつり橋、アトラクション建設のプロジェクトがスタート!

日本最長の人道つり橋「The Bridge 420」

つり橋:The Bridge 420の長さは420mで日本最長の人道つり橋になる予定です(世界でもトップ10)。橋のデザインは世界的にもユニークなものになっており既に注目を集めています。また、ユニバーサルデザインを取り入れ、車いすでの通行や、年配の方から子供に至るまで幅広い人々の利用が可能になっています。

左岸部には、つり橋のレベルより下がったエリアに展望デッキを設置し、つり橋のダイナミックな下部構造、ロックフィルダム(岩石や土砂を積み上て建設するダム)の景観を眺望することが出来ます。また「つり橋」の中央からは大阪の中心街を望む事ができます。

つり橋に設置される3つのアトラクション


①巨大ブランコ:ダムスイング(仮称)


40mのロープにぶら下がり落下する巨大ブランコ。現在日本では1か所(ジオグラビティパーク秩父)のみ存在している。

 

②ブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)
つり橋を構成するワイヤーケーブルを登り、主塔頂上を歩く日本初のアクティビティー。


③バンジージャンプ:ダムバンジー(仮称)

つり橋の通路からバンジージャンプが見られる、日本で初めて導入されるシステム。

これまでの経緯②



 

茨木市は「安威川(あいがわ)ダム周辺整備事業」公募型プロポーザルにおいて、大和リースを代表とするグループ(大和リース、Gravity Park )を事業候補者に決定しました。

この事業は、ダム周辺の魅力向上のために公園や吊り橋などの整備、整備後の公園指定管理を民間事業者のノウハウを活用して行うものです。公共施設部分は民間事業者がDB方式で整備し、完成後は指定管理者として管理運営を担います。また、エリアマネジメント組織を組成し、両公園施設の一体的な管理運営と、周辺も含めた地域のプロモーションやまちづくり活動も行います。

【出展元】
「安威川(あいがわ)ダム周辺整備事業」公募型プロポーザルにおいて、大和リースを代表とするグループが事業候補者に決定されました
安威川ダム周辺整備事業候補者の決定について

※三刀流さんから情報を頂きました、ありがとうございました!

 



 

ダム湖周辺は、「ダム湖上流エリア」、ダム湖と水辺からなる「ダム湖およびダム湖内平たん地エリア」、ダム湖に隣接する「ダム湖隣接平たん地エリア」、ダム湖の両岸を結ぶ空中部分である「ダム湖上空エリア」の4つのエリアに分かれています。



企業グループの提案では、民間施設としてダム湖上空エリアにバンジーなどのアクティビティー施設を付帯した吊り橋(人道橋)を、ダム湖隣接平たん地エリアに飲食・物販店とアクティビティー専用の駐車場を設置。また公共施設として、ダム湖およびダム湖内平たん地エリアにボードデッキ(桟橋)、ダム湖隣接平たん地エリアに広場、トイレ、パーゴラ・ベンチ、園路などの公園施設と、事務室や研修室を併設した拠点施設などを整備します。公園施設の供用開始は2023年10月 2024年頃を見込んでいます。



最も話題となりそうなのが橋長410mの吊り橋です。現在、国内の人道吊り橋で最長の「三島スカイウォーク(400m)」を上回る長さで、その中央部にはバンジージャンプ台や巨大ブランコが設置されます。これは絶対に話題になるヤツですね!

事業候補者の決定について意見を求めた学識経験者からは、ダム湖を活かしたシンボル空間、エリアマネジメント組織 の提案は、具体的かつ実現性がある事、民間施設として整備されるつり橋は、回遊性を高める機能や、ダム湖の眺望を生かしたアクティビティを有し高い集客力を有する事、エリアマネジメント組織の提案に具体性と実現性があること、公共施設の公園に必要な機能が過不足なく備わっていることなどが評価されました。また、吊り橋が設置されるエリアでは、公共施設の広場と集客性の高い民間施設が一体となった施設利用が可能であると評価されました。

提案の概要
敷地面積:62,222 ㎡
公共施設延床面積:約820 ㎡

 

公共施設:
■ダム湖上流エリア:サイン整備
■ダム湖及びダム湖内平坦地エリア:ボードデッキ
■ダム湖隣接平坦地エリア
・生保地区 サクラ広場、公園トイレ棟、パーゴラ・ベンチ、園路
・あさご谷南地区 拠点施設(公園管理における事務機能に加え、地域団体等がワーク ショップ等を行うことができる貸室や研修室を併設)、イベント広 場、ちびっこ広場、駐車場500台、臨時駐車場150台


民間施設:

■ダム湖上空エリア 吊り橋(人道橋):バンジー他アクティビティ付帯
■ダム湖隣接平坦地エリア
・生保地区 飲食店、物販店、アクティビティ専用駐車場50台

2024年7月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年6月だったので、約1ヶ月振りの撮影です。


南西側からみた様子です。ついに人道吊り橋の主塔が姿を表しました!

 


真正面からみた様子です。わずか1ヶ月ほどで主塔が立ち上がるとは・・・。メチャクチャ工事の進み方がハイですね。

 


北西側からみた様子です。

 


安威川ダムの上から見た様子です。人道橋吊り橋の全体がよく分かるアングルです。


「ダムパークいばきた」の対岸の様子です。東側の工事も本格化しています。


一気に移動して、東側から見た主塔の様子です。対岸まで「パイロットロープ」が掛けられていました。


アップ見た主塔の様子です。


東側主塔の基礎部分の様子です。


吊り橋の東側の様子です。


基礎部分のアップです。

 


最後は引き気味で見た人道吊り橋の全体の様子です。

2024年6月の様子



ダムパークいばきたは、2024年4月に一部エリアが先行オープンしました。吊り橋などの商業施設は12月頃にオープンする予定です。駐車場に隣接する「にぎわい検討エリア」は2026年以降出店予定で、半分がイベントゾーン、半分が民間施設の飲食ゾーンになる予定です。イベントゾーンは芝生となっており、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。飲食ゾーンはBBQの出店が予定されています。

 


駐車場の様子です。今後の商業施設のオープンを見据え、広大な面積が確保されています。


こちらは2026年以降にオープンする予定の2期エリアの様子です。駐車場がさらに拡張されます。



バーベキュー場などが整備される「にぎわい施設」の予定地。ダム湖はかなり遠くにあるため、ウォータフロントといった雰囲気ではありませんね。


駐車場沿いの芝生広場の様子です。



公園管理事務所が入る「パークセンター」の様子です。小会議室やトイレがある程度で、飲食施設などはありません。


パークセンターを斜めから見た様子です。


それでは先行オープンした「生保半島さくら広場」や建設中の吊り橋を見に行きましょう!駐車場から坂道を登って広場に向かいます。


坂道の中段に「ドッグラン」がありました。



駐車場側を見た様子です。結構な高低差があります。賑わい施設予定地から、ダム湖まで距離がある事も解りますね。



坂道を登りきって「生保半島さくら広場」に到着です!円形の通路を軸にした施設レイアウトが特徴的。芝生広場が広がっており、木陰に簡易テントを張ってくつろぐ家族連れを多数見かけました。


「生保半島さくら広場」には自動販売機はありますが、現時点で飲食施設はありません。


広場の奥から入口側を見通した様子です。

 


大型遊具はなく、小さな子ども向けの滑り台がある程度です。


広場の一角には小さなステージとイベントスペースがありました。屋根付きのシッカリした施設です。


そして、芝生広場のさらに奥で、大きな工事が行われていました。



これが日本最長の人道つり橋『The Bridge 420(ザ・ブリッジ420)』です!吊り橋をささえる「主塔」の組み立て直前といった感じでしょうか。」


主塔の構成パーツがズラリとならんでいました。錆に強い亜鉛メッキが施されています。


最後は縦アングルで見た様子です。主塔の組み立てが始まると、大きな話題を呼びそうですね!

2023年12月30日の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年1月2日、今回が12月30日だったので、約1年振りの撮影です。


アップで見た様です。広場エリアの工事が進んでいる様子が見て取れます。


撮影ポイントを変えて、広場エリアを近くて見た様子です。


少し角度を変えてみた様子です。街路灯や園路の整備がかなり進んでいます。



『ダムパークいばきた』の目玉施設となる日本最長の人道つり橋『The Bridge 420(ザ・ブリッジ420)』の工事が進んでいるか?は解りませんでした。



さらに撮影ポイントを変えて、府道沿いに設けられる駐車場、拠点施設エリア、賑わい検討エリアの様子です。上の写真は「拠点施設エリア」の様子です。


駐車場エリアの様子です。かなりのスペースが取られています。



着々と工事が進む『ダムパークいばきた』。現地に掲示されていた労災保険関係成立票によると、事業期間は2023年6月〜2024年3月末まで、となっていました。吊り橋は間に合いそうにありませんが、駐車場と広場、拠点施設は、今年の春頃にオープンすると思います。

2023年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年8月だったので、約5ヶ月振りの取材です。

 


法面に芝生が植えられています。巨大吊り橋はこの上あたりに掛けられると思われます。

 

 


賑わい検討エリアの様子です。駐車場や民間企業によるBBQ場などが整備されます。

 


施設配置がイマイチ解りません・

 


撮影していると「野生の鹿」が現れました。

 


このあたりの上空に吊り橋が渡されるのでしょうか?

 


最後は整備エリア(写真左)と対岸の様子です。吊り橋の対岸がどうなるのか?も気になる所ですね。

 

 

2022年8月の様子


現地の様子です。取材時には公園整備の為の造成工事が行われていました。

 

 


内部の様子です。完成時にどんな姿になるのか?まだ想像がつきませんね。

 

 


このあたりから人道橋が伸びるのでしょうか・・・?

 

 


造成エリアをしたから見た様子です。

 

 

 


見下ろした様子です。

 

 


最後はダム湖周辺の様子です。

5 COMMENTS

アリー my dear

なかなか楽しそうな施設ですね!機会があれば出かけてみたいです(⁠•⁠‿⁠•⁠)

Takeshi

大和リースは大阪の会社ではないのですか?

三刀流

修正されましたね。ありがとうございました。

三刀流

吊り橋に設置される3つのアトラクションの③はブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)ではなく、バンジージャンプ:ダムバンジー(仮称)だと思います。ブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)は②だけです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です