
うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」の解体工事の状況です。JR梅田貨物駅は2013年3月16日に行われたダイヤ改正で、関西本線・百済貨物ターミナル駅と東海道本線・吹田貨物ターミナル駅に機能が移転され、同年3月31日をもって廃止されました。現在は同駅跡地の再開発に向け、旧貨物駅の解体撤去工事がおこなわれています。
【過去記事】
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.08
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.06
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.03
→うめきた2期区域開発に関する民間提案募集における優秀提案が決定!
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.01
【過去記事】
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.08
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.06
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.03
→うめきた2期区域開発に関する民間提案募集における優秀提案が決定!
→うめきた二期地区として再開発が予定されている「JR貨物梅田駅」解体工事 14.01

前回の撮影が2014年8月だったので約4ヶ月振りの取材です。前回と比べると旧建物の地下構造物の撤去がさらに進み、全域がほぼ更地となりました。

撮影日の前日が雨だったので、所々に大きな水たまりが出来ていました。

こちらは、うめきた2期区域開発に関する民間提案募集に対する積水ハウスの提案です。敷地の南北に超高層ビルを1棟づつ、合計2棟の超高層ビルを、中心部には公園とコンベンション施設を提案しています。うめきた2期区域開発に関する民間提案の提案内容などから梅北2期地区は、完全な緑地ではなく、以下の様な方向性が有力視されています。
1・中心部は緑化(低層の構造物)し大阪駅から見た広がり感を演出している
2・敷地南北に高層ビル3〜4棟を建設
3・2期エリア外縁部の再開発を誘発させ梅田を北西側に拡大させる
2・敷地南北に高層ビル3〜4棟を建設
3・2期エリア外縁部の再開発を誘発させ梅田を北西側に拡大させる

大阪府・市や国、関西の経済団体などでつくる「大阪駅周辺地域部会」第6回会合が、昨年末の12月18日に開かれましたが、その会合で、大阪府・市が 9月に提出した大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」の敷地面積(約16.2ha)の半分にあたる約8haを「みどり (緑化)」とするまちづくり方針案について、国や関西経済界も合意したそうです。大阪府・市は26日から約1カ月間、パブリックコメント(意見公募)を行い、平成26年度中に2期のまちづくり方針が最終決定されます。

うめきた2期開発の実現に向けた、まちづくりの基本方針が、いよいよ決定されます。その後は、決定された方針に従って、実際の開発に向けた現実的なプランが浮上して来ることになりそうです。世界的に有名になった梅田スカイビルを大阪駅から見通す為に、開発エリア中心部を緑化もしくは低層の構造物の上を立体的に緑化し、敷地の南北に高層ビル数棟が開発されるイメージが浮かんできました。

