阪神高速6号大和川線は、4号湾岸線と14号松原線を東西に結ぶ大阪都市再生環状道路の一部となる道路です。事業区間は大阪府堺市築港八幡町から松原市三宅中八丁目に至る、延長約9.7kmの4車線道路で、総事業費は2,689億円。2016年度の開通を目指して工事が行われています。
この大和川線が開通すると、奈良方面(西名阪自動車道)からベイエリア・神戸方面に向かうクルマが環状線を経由する事無く大阪・神戸の湾岸地域にアクセス出来る様になるため、環状線や14号松原線の渋滞が大幅に緩和される事が期待されています。
この大和川線が開通すると、奈良方面(西名阪自動車道)からベイエリア・神戸方面に向かうクルマが環状線を経由する事無く大阪・神戸の湾岸地域にアクセス出来る様になるため、環状線や14号松原線の渋滞が大幅に緩和される事が期待されています。
【出典元】
→阪神高速の取り組み > 阪神高速の建設中道路 > 大和川線
大和川線の路線図です。大部分がトンネル区間となるモグラ路線になります。15号堺線とは接続されず、そのまま4号湾岸線までつながります。
それでは現地の様子を見てゆきましょう。まずは松原JCTを超え西に向かって進みます。この区間は以前は片側2車線でしたが大和川線の工事の本格化に伴い、ミニパーキングエリアが撤去され3車線化されました。
大阪都心部の環状線に向かう14号松原線(写真左)と6号大和川線(になる予定の区間)の分岐点の様子です。
このあたりで14号松原線が6号大和川線をオーバーパスします。
今の区間を反対側から見た様子です。6号大和川線はこのまま地下に向かって降ってゆきます。
最後は西側を見た様子です。この写真の地下を6号大和川線が通っています。写真奥には換気塔と思われる構造物が見えています。大和川線の開通予定は2016年度なので、おそらく2017年3月頃になると思いますが、一時期に比べると工事が随分と進んだ印象を持ちました。大和川線が開通すると、環状線の渋滞がかなり緩和されるのではないでしょうか・・・。