※現地に掲示されていたパネルを撮影しました。以下同じ
(仮称)吹田市立スタジアムの建設が進んでいます2013年12月15日に起工式が行われた新スタジアムは、40000人収容のサッカー専用スタジアムで、吹田市の万博記念公園内に建設されています。RC・S造6階建て、延べ6万6355㎡で収容人員は4万人。世界初となる超軽量・免震屋根架構(3Dトラス構造)を採用したほか、スタジアムピッチ照明はLED(発光ダイオード)を採用、従来の同規模スタジアムより大幅にエネルギー使用量を削減するなど、CASBEE Sランクの「エコ・コンパクトスタジアム」を目指しています。
【過去記事】
→ガンバ大阪のホームスタジアム(仮称)吹田市立スタジアムの建設状況14.12
→ガンバ大阪のホームスタジアムとなる(仮称)吹田市立スタジアムが起工!
→ガンバ大阪の新スタジアムは12月に着工!今月までの募金額は112億円!
→三井不動産がエキスポランド跡地に高さ約170mの世界最大級の観覧車を計画!
「ガンバ大阪」のホームスタジアムとなる(仮称)吹田市立スタジアムは、サッカーファンの間では「欧州の有名スタジアムに負けない本格的なサッカー専用スタジアムがようやく日本に出来る!」と、期待されている本格的なスタジアムです。サッカー好きの友人曰く、このスタジアムは、日本のクラブチームにありがちな、陸上競技場などとは異なり、ピッチと観客席の距離感が近く、チームとの一体感が全然違うそうです。
現地の様子です。前回の撮影が2014年12月だったので約5ヶ月振りの取材です。随分と間があいてしまいました。久々にげ現地を訪れてみると、工事が一気に進んでおり、スタジアムの躯体が姿を表していました!もう少しマメに取材したらよかった・・・。
そういえば、この新スタジアムの建設資金は募金活動によって賄われる計画です。公式HPの募金活動の結果報告によると、活動期間:2012年3月15日~2015年3月14日(3期合計)の募金合計は138億2728万8626円、内法人募金は、のべ721社から9,950,186,535円、個人募金は、のべ34,627名から622,152,091円、助成金が3,254,950,000円となっています。
スタジアムの建設スペック
この新スタジアムは、あつまった募金金額に応じて、施設スペックが変わるという、ある意味、非常にシビアな建設計画でした。目標額である140億円があつまれば、フルスペックのスタジアム建設が可能ですが、募金額が少なければ、屋根の面積が削られる、大型ビジョンが設置出来ない、VIPルームが無い、などスペックダウンして建設される事になるはずでした。
幸いにして、集まった募金額は138億円で目標である140億円に近い金額となった為、試合開催に必要な最小スペックのスタジアム設備に加え追加でもう一台の大型ビジョンの設置が可能となりました。(合計2台設置)。また、スタジアムは観客席のすべてを屋根が覆い、悪天候でも快適に試合観戦を楽しむ事が出来ます。最大の魅力はスタンドとピッチの近さ。バックヤード等を極限まで削り、シンプルでこれまでの日本にはないヨーロッパテイストのスタジアムとなります。
再び現地の様子です。化粧パネルが取り付けられています。
GW期間中だったので、壁面に鯉のぼりが掲げられていました。
最後はモノレールから見た、新スタジアムの様子です。観客席とピッチが非常に近く、サッカー観戦に特化した4万人主要の本格的な新スタジアムは、国内外のサッカーファンから高い評価を受ける事になりそうです。
SECRET: 0
PASS: a41325d745580851a25997fa5c525056
京都の新スタジアム計画やJ-GREEN堺だけでなく、奈良クラブやアルテリーヴォ和歌山など少しずつ近畿でもサッカーが普及していくと嬉しいですね。
そういう面でも近畿にもこういうサッカースタジアムが建つんだという期待感や、個人的には寄付をした楽しみなんかもわってわくわくしています。