京奈和自動車道は、京都市を起点とし、奈良県を北から西に抜け和歌山市に至る延長約120kmの国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)です。京奈和自動車道は、新名神高速道路、山陽自動車道、神戸淡路鳴門自動車道、とともに関西圏の外側を結ぶ環状道路として、各都市の連絡を強化する、関西圏の大環状道路を形成する事になります。
ご紹介するのは、2015年3月22日に開通したばかりの郡山下ツ道(こおりやましもつみち)JCTの様子です。今回の開通区間は、郡山下ツ道JCT-郡山南IC(4車線、延長1.6km)と非常に短い区間ですが、いままで未接続だった西名阪自動車道と京奈和自動車道が直結された事で、近畿圏の高速道路ネットワークのミッシングリンクがまた1つ解消されました。
最後は西名阪自動車道への接続部分の様子です。今回の郡山下ツ道(こおりやましもつみち)JCTが完成した事によって奈良県南部→大阪方面へのアクセスが格段に改善されました。京奈和自動車道は着工以来、ジワジワと開業区間をのばしており、近畿圏の高速道路を一番外周で結ぶ大環状道路が徐々に出来上がりつつ有ります。