阪神高速道路が事業を進めている西船場ジャンクション改築事業のうち、大阪港線拡幅部(阿波座合流区間)約800mが、2018年5月28日からに開放されました。大阪港線の阿波座合流区間は、大阪港線の車線減少・大阪港線と神戸線との合流・阿波座出口への車線変更の各ポイントが近接しているため、分合流や車線変更がスムーズにできないポイントで、ここを起点に3号神戸線・16号大阪港線にかけて渋滞が多発していました。今回の車線増設区間は約800mですが、大阪港線の阿波座合流区間で車線変更エリアが拡大され、これまでより余裕を持った車線変更が可能になる事から渋滞緩和が期待されます。
【出典元】→西船場JCT:阿波座合流区間車線増設部の開放
【過去記事】
→阪神高速–西船場JCTの建設状況 17.12
→阪神高速-西船場JCTの建設状況 17.09
→阪神高速-西船場JCTの建設状況 15.12
→阪神高速-西船場JCTの建設状況 15.07
→阪神高速-西船場JCTの建設状況 15.01
【出典元】
→阪神高速の取り組み > 阪神高速の建設中道路 > 西船場JCT
※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
今回の増設区間の開放により、大阪港線東行きから環状線北行を直接結ぶ渡り線の建設工事及び、渡り線前後の各幅工事の一部が完成した事になります。渋滞緩和の本命は西船場JCTの渡り線新設180mと環状線北行き710mの拡幅ですが、こちららは2019年度の完成予定となっています。
大阪港線拡幅部が供用開始されて以降は、環状線北行き部分への合流部の工事に重心が移りましたね。
まだ橋脚部の基礎工事等の最中で、この区間が姿を現わすのはまだしばらく先ですが、工事そのものは滞りなく進んでいるようです。
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/pressrelease/post_257.html
『未命名であったジャンクション10か所における名称決定について』
湊町・中之島・天神橋・高津・えびす・南開・阿波座・蛍池・南港・布引
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/180614700026.html
“阪高 11号池田線塚本付近で本線拡幅計画”(建通新聞)
阪神高速道路会社は、阪神高速11号池田線などの渋滞箇所を対象に、車線を一部拡幅する計画だ。
この環状線への流入経路が出来ると、関空→梅田のバスの時間が5分くらい短くなると思うので
早く完成して欲しい。現状梅田→関空は50分弱だけど、逆は1時間弱かかってる。
弁天町方面から入ってきて、難波辺りで一周してる分余計に時間食ってる。
梅田=関空のバスは最ピーク10分ヘッド、昼間閑散時間でも15~20分ヘッドで走ってるし
出発ピークが近い梅田発7~9時代くらいのバスは積み残しが出てる。
なにわ筋線が出来る前にバスの限界も近いかも知れない。
その時代はいちいち、公害なりなんなり許可をとる必要なんかないですからね。何にも気にすることなく権力者の一存でできますけど、今はそうはいかないですから比べる事自体がナンセンスだと思います。
こういう開発プロジェクトのレポートを読んでいつも思うのですが、もっと早くできないのかなと工期の長さにじれったくなります。重機もトラックもチェーンソーない時代に、昔の人はあの二条城を2年4カ月で造っています。クレーンもなかった戦前でも、ほとんど人力だけで大阪城天守閣を2年もかからず完成させました。技術と機械が格段に進歩した現代ですが、この10年以上、大阪駅周辺であちこちで果てしなく工事が続き、これからも阪神、ヨドバシ、うめきた二期、郵便局跡と、延々と続きます。なんとかなりませんかね。