国土交通省近畿地方整備局は2016年12月19日、大阪府南部の阪南市と和歌山市を結ぶ地域高規格道路「第二阪和国道」(国道26号)のうち、淡輪ランプ(大阪府岬町)と平井ランプ(和歌山市)の間、約7.6kmが2017年春に開通すると発表しましたが、正確な開通日は2017年4月1日に決まりました。これにより第二阪和は全線が開通し、渋滞の緩和や、事故の減少、災害時の代替道路の機能強化などが期待されます。また、第二阪和国道には深日(ふけ)と孝子(きょうし)の2か所にランプができますが、孝子ランプについては工事中のため4月1日には供用開始されません。
【出典元】
→国土交通省近畿地方整備局>第二 阪和 国道 平成 29 年春の全線開通について(PDF)
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※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
第二阪和国道は今回開通する淡輪~平井間を含め、地域高規格道路に指定された延長20.6kmのうち18.4kmが暫定2車線となっています。第二阪和国道は大阪府堺市と和歌山市を結ぶ道路ですが、そのうち地域高規格道路に指定されている区間は、並行する国道26号の渋滞緩和や関西国際空港へのアクセス向上などの役割が期待されています。
国土交通省近畿地方整備局浪速国道事務所によると、国道26号の府県境区間は異常気象時通行規制区間であり、大雨で通行止めが発生するなどしています。第二阪和国道が開通すれば、岬町から和歌山市内の病院まで30分以内で緊急搬送できるようになるなど、救急医療活動の支援にもつながるとしています。



