福岡北九州高速道路公社は2020年9月1日付けのニュースリリースで、建設中の6号線について、出入口名称などを決定したと発表しました。
アイランドシティ線は、福岡市東区香椎浜1丁目から福岡市東区みなと香椎1丁目を結ぶ延長約2.5kmの自動車専用道路で、アイランドシティ整備事業に伴う交通需要の増加や福岡市東部地域全体の広域的な交通需要に対応するために整備されています。 今回、終点の出入口名が「アイランドシティ」、路線通称名が「アイランドシティ線」、1号線から分岐するJCT名が「香椎浜JCT」に決まりました。総工費は約292億円で2020年度内の完成に向け工事が進められています。
【出展元】→福岡北九州高速道路公社
→福岡高速6号線の出入口等の名称が決定しました
→福岡高速6号線
※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
福岡高速6 号線は、福岡高速1 号線の香椎浜ランプ付近とアイランドシティとを結ぶ延長約2.5㎞の自動車専用道路で、道路の構造規格は2種2級の4車線で設計速度は60㎞ /h となっています。
福岡アイランドシティは、福岡県福岡市東区の博多湾に建設された人工島です。福岡市はコンテナ貨物の増加や船舶の大型化に対応するため、5~6万トン級の大型コンテナ船が同時に接岸できる、最大水深15m、岸壁総延長約1,000mの高規格コンテナターミナルを段階的に整備しています。福岡アイランドシティは、その大水深の航路整備で生じる“しゅんせつ土砂”などを活用して建設されました。現在はタワーマンションなどの住空間を中心に整備が進んでいますが、福岡都心部からのアクセスが課題となっていました。今回のアイランドシティ線の整備により、都心部からのクルマでのアクセスは飛躍的に良くなりそうです。
福岡高速は福岡都市圏における放射環状型の道路網の中枢を担う都市高速道路で、九州自動車道路及び西九州自動車道と連携した放射環状型の自動車専用道路網を形成し、福岡市と他地域との連絡強化、都心部通過交通の排除、交通の分散による幹線道路の交通混雑緩和、都市機能の充実・強化、地域の活性化を図っています。
現在の営業延長は5路線56.8㎞で、2019 年度の1日あたり平均通行台数は188,280台となっており、2012年度に環状線が完成して以降年々増加しています。