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【横浜IR】IR大手のギャラクシー(GEG)が横浜IRの事業者公募から撤退


出展:横浜市>IR(統合型リゾート)

横浜IRへの進出を計画していた、IR大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(以下、GEG)は2021年5月17日付けのニュースリリースで、「横浜特定複合観光施設設置運営事業」への応募見送りを決定し、横浜IRから撤退すると発表しました。日本におけるライセンス取得へ向けた取組に関しては継続するとしています。

 

【出展元】
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ今回の横浜特定複合観光施設設置運営事業への参加見送りを決定

 

 

 

 


出展:横浜市>IR(統合型リゾート)

横浜市は2021年1月21日から民間事業者の公募を開始し、資格審査書類の受け付けは5月17日までで、ギャラクシーはこれを見送りました。横浜IR誘致をめぐっては、20205月に最大手の米ラスベガス・サンズが進出を断念すると表明し、米ウィン・リゾーツも横浜市内の事務所を閉鎖してます。残る候補者はゲンティン・シンガポール、SHOTOKU、セガサミー・ホールディングス、メルコリゾーツの4者となりました。

関係者によると、既に応募を済ませた事業者は複数あり、今後は審査を経て、夏ごろには運営事業者が選定される見込です。IR誘致の賛否を巡っては、任期満了に伴う横浜市長選が8月22日に行われ、IRの誘致が争点の一つになっており、IRオペレーターからは「大きな不確定要素」として懸念されています。

 

 

日本版IRの主要候補者一覧


候補地 IR事業者 拠点 時価総額(米ドル)
大阪 MGM リゾート 米国 160億
和歌山 クレアベスト カナダ 7.98億
長崎 オシドリ・コンソーシアム 香港(中国) 不明
カジノ・オーストリア オーストリア 5.3億
ニキ&チャウフー(パークビュー)G 台湾 不明
横浜 ゲンティン・シンガポール シンガポール 76億
SHOTOKU 日本 不明
セガサミー・ホールディングス 日本 35億
メルコリゾーツ 香港(中国) 300億
日本版IRの招致レースは、日本政府がダラダラと引き伸ばし時期を逃した事に加え、予想以上に厳しい規制、さらにコロナ禍がIRオペレーターに打撃を与え、数年前とは状況が一変してしまいました。政府は1回目に最大3カ所のIRを認定する予定で、大阪、和歌山、長崎、横浜が名乗りを上げています。

 

1 COMMENT

大阪淀屋

IRに関しては横浜市長選と衆議院選の影響が大きく、不確定となっています。
横浜市長選で推進派が敗北すればIRは官僚には魅力がなくなる。
衆議院選与党で2/3割れとなれば、維新を与党に引き込む可能性があり、維新の連立の条件として再び推進となる。
この二つの選挙が終わらないとわからない。
予測としては横浜から撤退しても東京が立候補して東京、大阪、長崎となるかもしれない。
これなら官僚は張り切る。

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