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ヴィッツ改め、新型「ヤリス」はスニーカーの様な履き心地を感じるコンパクトカー


2020年2月10日から販売を開始したトヨタの主力コンパクトカーのヤリス。先代モデルの「ヴィッツ」から車名をグローバルブランドである「ヤリス」に変え、パッケージングを大きく路線変更。万人受けを狙ったバランス型コンパクトカーから、走りに特化したプレミアムコンパクトに生まれ変わって登場しました。

 

 

 

 

ヘッドライトはこんな感じ。カワイイ雰囲気から「チョイ悪」な感じになりました。

 

 

 

 

左斜め後方から見た様子です。車内の容積を稼ぐ形状ではない、筋肉質で引き締まった印象を受けるデザインです。特にテールランプ付近の造形が立体的で面白いです。

 

 

 

 

真後ろから見た様子です。欧州のコンパクトカーの様な雰囲気があります。

 

 

 

 

車内の様子です。結構スパルタンなデザインで驚きました。オールラウンダーだった先代から、走りを意識したプレミアムコンパクトに路線変更した事が良く解りました。インパネは左右2眼のデジパネで未来感があります。その間は液晶のインフォメーションモニタが置かれています。

 

 

 

 

センタークラスターから飛び出したナビ。

 

 

 

 

エアコンの操作パネル。

 

 

 

 

シフトノブ周辺の様子です。非常にシンプルで、もう少し走りを意識した色気が欲しい気がします。

 

 

 

 

センターコンソールはこんな感じ。

 

 

 

 

運転席から助手席を見た様子です。適度な包まれ感があり中々良い感じです。全体的にプラスチッキーな印象ですが、巧みなデザイン処理により、あまりチープさを感じません。

 

 

 

 

ドア開閉レバー周辺の様子です。非常に凝った形状で驚きました。レバー周辺はLEDでほんのりと照らされています。

 

 

 

 

リアシートの様子です。先代ヴィッツに比べるとかなりタイトな印象です。

 

 

 

 


初めてヤリスをジックリと見ましたが、従来のヴィッツとは全く違うクルマに仕上がっている印象を持ちました。ヨーロッパの狭い市街地でもキビキビと走り回る小粋なデザインのコンパクトカー。それでいて走り味はしっかりしており、かつWLTCモード燃費が36.0kmLと信じられない低燃費をたたき出す経済性を備えています。ヤリスを一言で表現すると「履き心地の良いスニーカーの様なクルマ」。そんな感想を持ちました。

 

※WLTCモード燃費
2018年10月以降の新型車からは、世界的に統一された燃費試験法であるWLTC (Worldwide harmonized Light duty driving Test Cycle)の燃費モードの計測値が採用されることになった。WLTCモードで燃費を測定した車両は、WLTC モードの総合燃費値とともに、市街地、郊外、高速道路の各走行モードをカタログや展示車に表示することが求められている。従来のJC08よりも実燃費に近い数値となっている。

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