2025年大阪・関西万博の運営主体「日本国際博覧会協会」は、2020年8月25日に、2025年大阪・関西万博のシンボルとなるロゴマークが決定したと発表しました!
受賞者のグループ名はTEAM INARI(チーム イナリ)、作者(代表者)はシマダ タモツ氏。ロゴマークは「いのちの輝き」をテーマに「セル(細胞)」を意識した赤い球体をつなげたデザインで「1970年万博のDNAを表現した」との事です。
踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。大阪・関西万博。1970年のデザインエレメントをDNAとして宿したCELLたちが、2025年の夢洲でこれからの未来を共創する。関西とも、大阪府ともとれるフォルムを囲んだメインシンボルだけでなく、CELLたちは、文字や数字を描きだし、キャラクターとしてコミュニケーションする。自由に。有機的に。発展的に。いのちの輝きを表現していく。
2025年日本国際博覧会 ロゴマーク最優秀作品 決定
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20200825/
協会は2019年11月29日〜12月15日にロゴマークを公募し、建築家の安藤忠雄氏を座長とする選考委員会が8月上旬までに、5894作品から5作品を選んで公表、一般から6,572件の意見が寄せられ、最終選考会ではそれらの参考にしながら、最優秀作品を選出しました。
ロゴマークは形が異なる細胞をつなげることで、1つの生命体を表現しており、目のように見える5つの点は、5枚の桜の花びらをデザインした70年万博のシンボルマークから着想を得ています。また中央の楕円は大阪府や関西圏を描いています。
5案が発表された時にTwitterでアンケートを取りましたが、b/c案が圧倒的で、選ばれたe案は21票で支持率は高くありませんでした。本当に意外な結果で驚いています。
このニュースを深掘りする

登場当初は「可愛くない」「キモい」「仏様を馬鹿にしてる」など散々な評判でしたが、一気に全国区の知名度を獲得した「せんとくん」。しばらくすると見慣れてしまい、いまではすっかり奈良県のマスコットとして定着しています。
大阪万博のロゴマークも最初は「目玉のお化け」みたいで気持ちが悪いと感じましたが、いざ選定されて眺めていると不思議と違和感が消えてきました。また、超特徴的なデザインのロゴマークは早くも話題沸騰で、ロゴマークと共に2025大阪関西万博の話題を一気に全国に広めました。唯一無二のデザインと思える万博のロゴマークも「せんとくん」の様に違和感が無くなり定着すると思います。
シマダ氏は「細胞を組み替えて、文字や数字を表現するなど変化させるのが面白い」と語りました。もしかすると、ロゴマークの形を組み替えて様々なバリエーションが生まれるかもしれませんね。




