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JR東日本「ホテル B4T」はSuicaが客室の鍵になるスマートホテル!1号店が常磐線いわき駅に2023年1月開業



JR東日本は、2022年9月6日付けのニュースリリースで、福島県いわき市の常磐線いわき駅に、日本初となる手持ちのSuicaやモバイルSuicaが客室キーになる「Suicaスマートロック」採用したスマートホテルの1号店「ホテル B4T いわき」を、2023年1月に開業すると発表しました!

【出展元】
Suicaを使ったスマートホテルで地方創生・沿線活性化に貢献します~2023年1月「ホテルB4T」1号店を常磐線いわき駅に開業~

 

新ブランドホテル『B4T(ビーフォーティ)』



「ホテルB4T(ビーフォーティ)」は、JR東日本が立ち上げる新ブランドで増加するデジタルネイティブ層のニーズに応えつつ、人手不足の課題を抱える地方において省人化運営を実現する事で、多様な地域での滞在拠点を提供し、旅の裾野を広げる狙いがあります。

1号店は、東日本大震災からの復興の第2ステージに向かう常磐線ネットワークの中核駅である「いわき駅」。運営は仙台ターミナルビルが担当。駅周辺エリアのまちづくりの起点として、沿線活性化に貢献します。

デジタルネイティブ層がターゲット



「ホテルB4T(ビーフォーティ)」は、スタッフによるおもてなしを重視するメトロポリタンホテルズ・JR東日本ホテルメッツとはサービスの手法を変えて、手軽でスピーディーなデジタルコミュニケーションを求めるデジタルネイティブ層をターゲットに、モバイル端末上を含めた快適な顧客体験を、手ごろな価格で提供するバジェットホテルです。

B4T(ビーフォーティ)の由来
Bは「Bed」の頭文字
4Tは「for Travel・Train・Time・Trust」を組み合せた造語

 

 



利用者は、予約からチェックイン、チェックアウトまでの手続きが、手持ちのSuicaとスマートフォンで完結。滞在中の困り事は、スマートフォンよりオンラインチャット、ビデオ通話にてスタッフがサポート。Suicaとモバイルテクノロジーを活用し、環境に配慮し華美を省いたサービスにより、手ごろな価格で滞在体験を提供します。

 

Suicaスマートロックを採用!



導入される「Suicaスマートロック」は、手持ちのSuicaが入退室の鍵として利用できるサービス。オフィスビル、マンション、商業施設などのドア、エレベータなどの施錠・解錠ができ、JR東日本グループなどのオフィスや商業施設などで導入実績がありますが、ホテルの客室キーとしては日本初となります。手持ちのSuicaをWeb登録し、Suicaをタッチすることで開閉でき、入室記録がクラウド上で確認できるなどセキュリティ管理と利便性の向上が図れます。

 

「ホテルB4T」の今後の拡大



スマート化により省人化された非対面サービスをパッケージする事で、効率的な運営形態を実現し、少ない客室数(30室程度以上)でも出店が検討できる様になります。JR東日本は、グループ直営方式のみならず、地方の地元企業をはじめとしたグループ外企業とのフランチャイズ方式での出店を視野にいれ、新規開発だけでなく、既存ホテルのリブランドや、他用途建物からのリニューアルなど、入居物件の選定も柔軟に行う方針です。

 



今後、さまざま施設規模や立地条件に対応するホテル運営のプロトタイプとして、「ホテルB4T赤羽」および「ホテルB4T田端」を2023年春に開業。同社は、首都圏の中間駅や地方都市、狭小な立地などにも出店エリアを広げるとしています。

 

この記事のまとめ

1:JR東日本が新ホテルブランド「ホテルB4T」を立ち上げ
2:同社のSuica資産を武器にスマート化
3:非対面サービス、省力化、低価格化を実現
4:これまで出店出来なかった狭小立地でも出店可能に
5:既存ブランドと異なる領域の市場がターゲット
6::ITを活用し隙間市場を攻める新たな試み

1 COMMENT

ぽり

JR東、JR東海、JR西はもう10年以上も前から所有ビル、商業施設関連の関係者入退館管理にスイカ、イコカを使ってます。JR西はテクシアさん。入館者の滞在エリアを細かく指定出来るので便利です。ホテルは個人情報保護の観点から中々導入に踏み切れなかったからだと思います。問題になっている偽名宿泊や無断キャンセル対応に有効かと思います。

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