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岩谷産業が神戸市ポートアイランドに新研修施設を建設!水素技術者を育成、2024年に開設予定 現地の最新状況 24.10


岩谷産業は2023年1月23日付けのニュースリリースで、神戸市内の人工島「ポートアイランド」内に水素に携わる人材の育成や新人研修などに活用する新たな研修施設を建設すると発表しました!

新研修所は地上8階建てで、400人程度が収容できる会議室を用意し、社外向けのセミナーなども開催。環境に配慮したエネルギー源として、水素を燃料とする「純水素型燃料電池」やJ-クレジットを活用したカーボンオフセットなLPガスや太陽光発電などを導入。二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルな研修所を目指します。

【出展元】
→岩谷産業>水素エネルギーの発信拠点となる新研修所を建設 ~次世代に向けた人材育成~
→神戸市>岩谷産業株式会社が「新たな研修所」の建設に着工  ポートアイランド(第2期)

 



 

建設場所となる神戸市は、他都市に先駆けて「水素スマートシティ神戸構想」の下、カーボンニュートラル実現に向けて積極的に取り組んでいます。神戸空港島においては、岩谷産業ほか6社で構成する技術研究組合「HySTRA」の液化水素の受け入れ基地もあり、岩谷産業の事業との親和性があります。


岩谷産業は1930年の創業以来、LPガスのリーディングカンパニーとして、また産業ガスやマテリアル事業などを中心に事業を展開。1941年に取扱いを開始した水素事業についても、さまざまな取り組みを行っており、新しい研修所を水素の利活用を通じ脱炭素社会の実現に向けた発信拠点とするとともに、水素エネルギー事業の推進に資する多様な人材の育成を目指目指す方針です。

同社は、水素サプライチェーン構築に向けた実証事業等、これまでも神戸市を拠点とする水素関連事業の推進に取り組んでおり、今回の研修所建設によりさらなる水素関連事業の推進が期待されます。

 

計画概要


所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町四丁目31、七丁目21
用途:水素エネルギーの発信および次世代に向けた人材育成拠点となる新研修所
敷地面積:10,065.80
竣工:202410月頃予定


2024年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年7月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。


正面入口付近から見た様子です。外構工事を含め施設は完成状態になっていました!


南東側から見た様子です。


南側から見た様子です

 


基壇部のアップです。非常に複雑な形状をしています。


施設内にあるプラントの様子です。


北東側から見た様子です。まるで高級リゾートホテルの様な外観です。


最後は北側から見た様子です。新施設は開所目前となっており、近々、事業者からの発表があると思います。

2024年7月の様子


 現地の様子です。初めて取材しましたが、すでに建物は完成に近い状態まで工事が進んでいました!


北側から見た様子です。ホテルの様な高級感のある外観です。


北東側から見た様子です。


東側から見た様子です。


基壇部の様子です。非常に凝ったデザインとなっています。


南側から見た様子です。

 


敷地東側には実験用のプラントの様な施設が見て取れます。


最後は少し引き気味でみた施設全体の様子です。

1 COMMENT

ガンマ

水素の時代が来るのでしょうか?
メタネーションの方が現実的な気がします。

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