石垣市は、公募型プロポーザル方式で募集していた石垣市庁舎跡地活用事業の優先交渉権者に13社からなる企業グループ「ブルーマリン石垣共同体」を選定したと発表しました。設計、建設、運営管理などを一括で行います。
『YAEYAMA GATE(仮称)』石垣市庁舎跡地活用事業は、ブルーマリン石垣共同体が市から50年間借地。地代は50年で9億7063万円(税抜)。公共施設部分は、市が事業者から賃借費用は50年で4億5千万円(税抜)設計、建設、運営管理などを一括で行う予定です。計画地は、旧本庁舎と旧教育委員会庁舎の敷地を合わせた10,510㎡。新ビルは13階建て、延床面積:34,478㎡。新施設は、ホテル、水族館、ショッピングセンター、市民サービス窓口などで構成された複合型商業施設。津波災害等における一時避難所として利用できるオープンスペースが多く設けられているほか、緑化が広い範囲に施され、デザイン性や景観にも配慮されています。
【出展元】→石垣市庁舎跡地活用事業に係る優先交渉権者の決定について(令和5年7月13日更新)/石垣市
→石垣市役所跡に大型商業施設「YAEYAMA GATE(仮)」24時間スーパーやホテル、水族館も 13階建て、2027年秋開業見込み
→優先交渉権者にブルーマリン石垣共同体
※アリーmy dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
市民サービス窓口は1階、カフェと併設。利用者が立ち寄りやすい施設で、住民票や各証明書を発行します。また観光案内所の機能導入を今後調整します。ホテル内は、リゾート感を備えた客室を164室を展開、屋上にはプールを設置。芸能発信の場所として期待できる300人収容可能な多目的ホールを併設。水族館は、生態展示とデジタル技術を併用した内容で新たな観光の目的地として期待されます。
ショッピングセンターは24時間営業のスーパーマーケットで、食品・衣料品、フードコートのほかテナントも予定され、市民生活の利便性向上が見込まれます。駐車場は、5階建ての自走式立体駐車場と教育委員会敷地の平面駐車場等と併せ、約460台の駐車が可能。駐輪場(50台分)も整備します。また、公共交通結節機能として、大通りに面したバスベイとともに屋内のバス待合所が整備されるほか、駐輪場やシェアサイクル等の導入される予定です。
今後のスケジュールは8月中に市と同共同体が基本協定を締結した後、事業者が基本設計に入る予定。2025年02月着工し、2027年10月のオープンを目指す計画。施設整備費は約200億円です。
計画概要
施設名称:YAEYAMA GATE(仮称)計画名称:石垣市庁舎跡地活用事業
所在地:石垣市美崎町 14番 、16番 6
階数:13階建て
主用途:ホテル、水族館、ショッピングセンター、市民サービス窓口等
敷地面積:10,510㎡
延床面積:34,478㎡
建築主:ブルーマリン石垣共同体
設計:未定
施工:未定
着工:2025年02月
竣工:2027年09月
開業:2027年10月
施設整備費:約200億円