神戸「ハーバーハイウェイ」が 来年4月にETC導入へ。来秋以降の値上げも検討 兵庫ハーバーハイウェイは、神戸港の六甲アイランドからポートアイランドに至る、延長10.5kmの有料道路です。神戸港の重要拠点である、六甲アイランド、摩耶埠頭、ポートアイランドを複数の橋梁で結び、埠頭間の交通円滑化を目的に建設されました。また、臨港道路の機能に加え、阪神高速道路5号湾岸線とポートアイランド・神戸空港（マリンエア）・三宮方面などをつなぐ役割を担っています。
【出展元】→神戸の「ハーバーハイウェイ」来春ＥＴＣ導入 通行料値上げも
→ハーバーハイウェイ料金所 ETC工事開始のお知らせ
→港湾幹線道路（ハーバーハイウェイ）・摩耶大橋の料金
ハーバーハイウェイは、料金は中央の摩耶ランプを境に東西区間に分かれ、1区間110円、2区間210円ですが、阪神高速・湾岸線と繋がっているにも関わらず、ETCや自動精算機・料金自動収受機が設置されておらず、料金所で現金を支払う必要があり渋滞する要因となっていました。また、利用者が少なくなる20時～翌8時の時間帯は、摩耶ランプの料金所が無人となり、料金箱に現金を投入する仕組みだったため、素通りする利用者が多発している状況でした。神戸市は公平性の観点から、2021年3月からETC設置まで同時間帯の1区間の料金を無料としました。
※ハーバーウェイに繋がっている阪神高速・湾岸線のイメージ
なかなかETCが導入されなかったハーバーウェですが、ついに2024年4月からETCが導入される事になりました。これにより、24時間の料金徴収が可能になり、料金所の通過時間が短縮され渋滞の緩和が期待されます。一方、ETCの維持管理費用を反映させるため、2024年10月以降は1区間150円、2区間300円に値上げすることも検討しているとの事です。負担軽減策として、日中は有料で一部並行する摩耶大橋を無料化し、代替ルートにしてもらう方針です。| 区間 | 時間帯 | 料金 |
|---|---|---|
| 西1区間・東1区間 | 8時から20時まで | 110円 |
| 2区間(連続して通行する場合) | 24時間 | 210円 |
| 摩耶大橋 | 8時から20時まで | 110円 |
