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近鉄郡山駅が北側約150m移設!1面2線の島式ホーム、橋上駅舎や駅前広場を整備、移設費用約40億円【2030年度供用開始】


奈良県は2023年2月3日に近鉄橿原線の近鉄郡山駅を北側の市役所前へ約150m移転する計画について県市・近鉄の三者が基本協定を締結したと発表しました。

移転計画は、周辺のまちづくりの一環で行われ、現駅舎の老朽化への対応、公共施設、郡山城跡、商店街へそれぞれアクセス利便性の向上が図られます。

現駅舎は対面式2面2線の構造を持つ地平駅で、上下ホーム間には構内踏切があります。駅は近くに大和郡山市役所やホール、県立郡山高校などがあり、1日およそ1万5000人が利用しています。

【出展元】
→大和郡山市>近鉄郡山駅移設に関する基本協定を締結しました。
近鉄郡山駅周辺整備事業に伴う 「近鉄郡山駅移設に関する基本協定」について

 



 

新駅舎は、現駅舎の北側約150mに移設され商業施設「アスモ大和郡山」(旧西友大和郡山店)の西側に設けらます。1面2線の島式ホームを持つ橋上駅舎で、東西に行き来できる自由通路を整備し、駅の利便性や歩行者などの安全を確保。三の丸駐車場の跡地にロータリーつき駅前広場を整備。駅とバスターミナル機能が一体化されます。

 



新駅舎に駅周辺の整備を含めた全体事業費は 100億円強で、都市施設の整備60億円強、駅舎の移設費用は約40億円を見込んでおり、駅の移設〔鉄道施設の整備〕は近鉄が施行し、事業費は、国庫補助額を除いた費用について、県・市・近鉄の 三者で均等に負担します。

今後のスケジュール

ステップ1:23・24年度
基本設計、実施設計に向けた現地調査に着手、近鉄郡山駅周辺整備検討委員会の開催 ・駅前駐車場再整備の検討

ステップ2:25年・26年度
基本設計、実施設計


ステップ3:27年度

工事協定の議案提出 ・用地取得、仮設工事、発掘調査等


ステップ4:28年度〜30年度

新駅舎建設工事 ・自由通路、デッキ建設工事 ・新駅供用開始


ステップ5:31年度・32年度

駅周辺施設(駅前広場・駐車場・駐輪場等)整備工事 ・グランドオープン

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