奈良の玄関口、JR奈良駅から春日大社へとつながる奈良市の三条通は、奈良の「シンボルロード」として道路の拡幅工事が進められています。三条通の拡幅工事は、JR奈良駅から春日大社一の鳥居までの東西約1.3キロ区間で、道幅を現在の8mから16mに広げる計画で、歩道を両側合わせて4mから12mに広げられます。また、電線の地中化や舗装の張り替え、可動式車止めの設置なども行われます。総事業費は約60億円です。
三条通の各幅工事は、平成21年度からやすらぎの道を挟んだ西側の482メートルの工事が行われています。基本計画のテーマは「歴史とロマンに抱かれたまほろばの都 奈良」。歴史文化資源を生かしたまちづくりで観光客の再訪を促し、市街地を歩いて買い物を楽しめる空間を整備する計画です。
久々に三条通を歩いてみて驚きました。やすらぎの道〜JR奈良駅前の区間の様子が一変しています。
各幅工事に合わせて新たに設置された照明器具です。結構高級っぽい感じがします。デザインも「らしい」ですね。
歩道と車道を分けるガードポールです。こちらも灯籠風(銅鐸かも)のデザインになっている他、太陽電池パネルとLED照明がセットになっているので、夜間は淡く光ると思います。
床材の様子です。こちらも高級感のある石材が使われており、気合が入っています。
電柱電線の無い場所を狙って撮影しました。完成後の雰囲気はこんな感じになりそうです。
拡大幅工事が進む奈良・三条通。新しい照明器具が設置され、既存の電線が蜘蛛の巣状態になっているので、電線電柱の撤去はもうすぐだと思います。この区間の拡幅工事が完成した頃にまた訪れたいと思います。
【おまけ】