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JR四国、8000系特急型電車が2度目のリニューアル実施!グリーン車・指定席は全席コンセント付き、8600系と共通の配色に!


JR四国は2023年5月22日付けのニュースリリースで、特急「しおかぜ」(岡山~松山)「いしづち」(高松~松山)で運行している8000系特急形電車について2度目の大規模リニューアルを実施すると発表しました!

JR四国8000系電車は、2000系気動車をベースに開発されたJR四国初の特急電車で最高速度は130km/を誇ります。1992年3月に試作車が登場し、翌1993年3月18日改正で新居浜駅~伊予北条駅間の電化に合わせて量産車が登場しました。また、2004年秋から指定席を中心とした1度目の大規模な車内リニューアルが行われ画内外装デザインが一新されました。JR四国8000系は登場してから約30年が経過しましたが、今回2度目の全面リニューアルを実施し、今後も活躍が続く事になりました。

【出展元】
特急しおかぜ・いしづち「8000系特急形電車」をリニューアルします

 


エクステリアは、特急「しおかぜ」「いしづち」で運用している8600系特急型電車と共通の配色で、岡山・高松から松山に向かう特急列車を明確化する色彩デザインを採用。オレンジ色は、瀬戸内の温暖な気候、愛媛の柑橘を表し、窓下ラインのグリーンは、香川のオリーブをイメージ。流線型の先頭形状から流れるオレンジのラインを車両全長にあしらい、8両の長い編成を際立たせています。車両コンセプト「瀬戸の疾風」を進化させたエクステリアデザイン、より特急らしいスピード感やスマートさを感じてもらえる列車となります。

 



インテリアは、LED間接照明にリニューアル。天井面だけでなく頭上の荷物側面も照射し、室内全体が明るく開放的に感じられる演出が行われます。座席のモケットデザインは、グリーン席が「四国の芳醇なめぐみ」、指定席と自由席が、光きらめく「柑橘」と「瀬戸内の海」をモチーフとし、沿線の豊かで穏やかな自然を表現しました。

 



座席設備として、グリーン車と指定席の各座席、自由席の壁側にコンセントを設置。グリーン席は電動リクライニングおよびフットレスト、読書灯を備えたハイグレードな座席となります。その他、JR四国では初となる車椅子フリースペースをを5号車に設ける他、和式トイレを改良し、すべてのトイレを洋式に変更します。

 

JR四国8000系リニューアル車の登場時期ですが、2023年12月にS編成、2024年8月にL編成が1編成ずつ運行を開始予定。その後は、定期検査での多度津工場への入場に合わせて、1年間に2~3編成の工事を行い、すべての工事完了は2027年度の予定です。

1 COMMENT

くぼけん

現物見ないとなんとも、ですが。
ダサイ。四角い車体に斜めのアクセントは、ダメ。
色調だけ8600系に合わせて、ブロックパタンでもよかったのに。

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