【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

大阪・関西万博『オランダ館』のテーマとデザイン発表!巨大な球体「次世代への太陽」を中心にしたデザイン、エネルギー転換やDXなどに関する解決策を提示


Beeld: ©AND bv copyright Plomp

駐日オランダ大使館は、2023年6月5日に2025年大阪・関西万博に出展する、オランダ館のテーマとデザインを発表しました!

オランダ館は、共に分かち合い、共に新しい価値を生み出すこと『コモングラウンド(共創の礎)』をテーマに、再生可能エネルギーに関する展示を行います。『コモングラウンド』は、共感し分かち合うこと、そして新しい価値を共に生み出すことを意味しています。この考え方は、今のオランダの根幹・考え方・景観の基盤となっています。

【出展元】
2025年大阪・関西万博におけるオランダパビリオンのデザインを発表! 『コモングラウンド』をテーマに新技術をご紹介 ~誰もが持続的に利用可能なクリーンエネルギーを水から生成~ | 駐日オランダ王国大使館 (digitalpr.jp)
万博のオランダパビリオン、球体で再生エネルギー発信 – 産経ニュース (sankei.com)
オランダは輝く「日の出」 万博パビリオン エネルギー新技術を紹介 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

巨大な球体を中心にしたデザイン


Beeld: ©AND bv copyright Plomp

“A New Dawn‐新たな幕開け”と名付けられたオランダ館は延べ床面積1185㎡で、‘man made sun-次世代への太陽’ と呼ばれる、直径約11mの象徴的な球体が建物の中心にデザインされており、来場者は球体を中心に2階建てと3階建ての建物を行き来します。昼夜とも点灯させ、内部に入ることができます。

球体は日の出を現すと共に無限なクリーンエネルギーを象徴。パビリオンでは、水素など再生可能なクリーンエネルギーを水から生成するオランダの新技術を紹介する予定で、万博に先行し日本とオランダで社会課題について検討するキャンペーンを実施。そこで得られたエネルギー転換やDX(デジタルトランスフォーメーション)などに関する解決策を提示して行きます。

 

日蘭の共同事業体(コンソーシアム)による循環型のパビリオン


Beeld: ©AND bv copyright Plomp

コンソーシアムは、オランダの建築事務所『RAU』、体験型デザインスタジオ『Tellart』、エンジニアリング・コンサルタント会社『DGMR』、大阪の総合建設会社『株式会社淺沼組』で構成されています。

完全な循環型のコンセプトにのっとり造られるオランダのパビリオンは、あらゆるレベルのサーキュラリティに従って設計されているだけでなく、建設物やその備品を建設物の再利用可能な材料貯蔵設備(マテリアルデポ)として捉えています。

建設に必要な全ての材料は、マテリアルパスポートで識別、登録、文書化、全ての材料が再び利用できるようになります。また、台風や地震、会場の人工島・夢洲(ゆめしま)の地盤も考慮し、なるべく軽量にします。国際的に経験豊富なこのコンソーシアムは、設計・施工・メンテナンス保持・完成に加え、パビリオンでのビジター体験にも取り組む予定です。

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です