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大阪関西万博『住友館』は四国”別子の嶺”から着想を得たデザイン、「住友の森」の木を全面的に活用、「植林体験」も実施


住友グループは、2023年10月4日にに行われた2025年大阪・関西万博 民間パビリオン構想発表会において、住友館の概要を発表しました!

住友館は、住友の発展の礎である四国”別子の嶺”から着想を得てデザインを採用し、山々が連続する シルエットを表現。住友グループが保有する住友の森の木を全面的に活用します。直面する社会や環境の問題への関心を持ち続けてもらうため、森の中で様々ないのちの物語に出会うインタラクティブな体験や、来場者が参加できる「植林体験」を実施Z。また、2023年11月30日には開幕まで500日前の節目を迎える事から、住友グループが持つ様々な力を集結させ、2025年大阪・関西万博の機運を高める活動を展開していく、との事です。

【出典元】
大阪・関西万博 “住友館” 概要発表 | 大阪・関西万博「住友館」 | 住友グループ広報委員会 (sumitomo.gr.jp)

「自利利他公私一如」の事業精神

 

「自利利他公私一如(じりりたこうしいちにょ)」 住友の事業精神を表す言葉の一つで、「住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、かつ社会を利する事業でなければならない。 企業は私的な存在であると同時に公的な器である」という意味があります。400年の歴史をもつ住友は、愛媛県新居浜市の別子銅山の採掘でグループ発展の礎を築きました。別子の山々が、過度な木々の伐採と煙害により荒廃した際は、公益との調和を強く求める 「自利利他公私一如」の事業精神のもと、山々へ植林を開始し、100 年もの時をかけて、いのちあふれる豊かな森の姿を取り戻しました。森と向き合い、未来へとつなぐこの取り組みは、現在も継承され、住友グループ各社の経営理念の原点となっています。


住友館の建築デザイン


・住友の発展の礎である四国”別子の嶺”から着想を得てデザイン
・山々が連続する シルエットを表現
・住友グループが保有する“住友の森”の木を全面的に活用
・木材の加工方法に関しても検討と議論を重ね、”合板“を用いる事で木々を余すことなく利用
・木材を薄く桂剥きにす ることで合板へと加工し、さらに桂剥き後に残った”芯”も、ベンチなどに姿を変えて住友館に設置


「UNKNOWN FOREST 誰も知らない、いのちの物語」を展開


住友館では、森の中で様々ないのちの物語に出会うインタラクティブな体験「UNKNOWN FOREST 誰も知らない、いのちの物語」を展開。詳細は不明ですが、ティザー映像を見ると、かなり作り込んでいる事が伺えます。


住友館:公式サイトより引用
住友は、長い時間を重ねてきた森との関わりの中で、森にある多様な価値を見出しました。この森は今まで聞こえなかった、見えなかった、見過ごしていた、いのちの物語「UNKNOWN」を語り、触れていただく場所。多種多様な生命をつつみこむ森。そこには、個性にあふれ、いきいきと躍動するいのちがあり、多様性をみとめ合って生きるよろこびがあります。その森が持つ 価値、わたしたち人間では知ることができなかった学びをこの UNKNOWN FOREST での体験を通して伝えていきます。

 

施設概要



③住友館
延床面積:不明
施工:不明
竣工:不明

①NTT Pavilion Natural(仮称)
②電力館 可能性のタマゴたち
③住友館
④パナソニックグループパビリオン ノモの国
⑤三菱未来館
⑥よしもとパビリオン Waraii Myraii
⑦PASONA Natureverse
⑧BLUE OCEAN(ブルーオーシャン)
⑨ガンダムパビリオン(仮称)
⑩玉山デジタルテック TECH WORLD
⑪ガスパビリオン おばけワンダーランド
⑫飯田グループ×大阪公立大学 共同出展館
⑬大阪外食産業協会 新・天下の台所

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