日本国際博覧会協会は2024年6月17日に、大阪関西万博で日立製作所やKDDI、クボタなどの民間企業・団体と共同出展するパビリオン「未来の都市」館の概要を公表しました!
「未来の都市」館は、12の協賛企業や団体と共同出展するパビリオン。出展テーマであるSociety 5.0は、「サイバーフィールド」と「フィジカルフィールド」によってもたらされる世界。パビリオンは、その2つの世界を表す外観として、2重の被膜を使ってデザインされました。外側の被膜はメッシュスクリーンで、照明によって陰影を描き、ミストが幻想的な雰囲気を醸し出します。隙間によって断熱効果も期待でき、夏の暑さにも配慮。透明の「コリドール」が建物全体を貫き、海への眺望を実現。朝・昼・夜で違った表情を見せるエクステリアデザインも見どころです。
【出展元】
→未来の都市 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
→大阪万博の協会出展館、次世代都市考える機会に 概要公表 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
巨大なスクリーンによる映像を使いながら、次世代技術や新たな社会システムが実装された未来の暮らしや生活を表現。「幸せの都市へ」をテーマに、来館者に人工知能(AI)やデジタルを活用する次世代の都市像を考えてもらうことを目指します。
パビリオンの内部は、協会が主体の「共通展示」と、協賛12者による「個者展示」で構成。入口のテーマ展示から、コモン展示、個別展示と進んでいくほどにSociety 5. 0 が目指す新しい都市の姿と、そこで生まれてくる新しい幸せが実感できるストーリー仕立てとなっています。
共通展示では長さ92m、高さ5mのスクリーン2面で囲まれた空間に、人類誕生前から未来への「物語」を映しだし、日々を見守り支える「知能を持つ家」や、ビッグデータなどの技術をベースに人の健康を支える社会の姿を、箱形スクリーンに浮かび上がらせます。個者展示は、協賛者それぞれが環境問題の解決に向けた取り組みや、次世代のモビリティーなど未来の都市生活の展示を予定。映像やパフォーマーを交えた演出も検討している、との事です。
展示・演出を手掛けた古見修一クリエイティブディレクターは「最新の技術を使って新しい幸せの形を示したい」「未来は自分たちがつくり上げていくんだという息吹を感じてほしい」と語りました。
博覧会協会と協賛12者による共同出展事業
「未来の都市」は、博覧会協会と協賛12者による共同出展事業であることも大きな特徴です。集合体としての強みを最大限に生かすために、『イノベーション・コンプレックス』というコンセプトを設定。主催者としての博覧会協会が、『未来の都市』を構成する複数の視点を提示し、協賛12者がそれぞれの知見・発想を活かした「体験プログラム」を創出する体制を整えました。
(プラチナパートナー)日立製作所、KDDI 、クボタ
(シルバーパートナー)川崎重工業、神戸製鋼所、日本特殊陶業
(ブロンズパートナー)商船三井、日立造船、IHI、青木あすなろ建設、松製作所、CPコンクリートコンソーシアム、関西電力送配電
コンセプトムービー
竹中工務店 万博会場内で「森になる建築」(建通新聞)
https://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=240726700047&pub=1&su=1
竹中工務店は、「森になる建築」事業として、2025年大阪・関西万博の会場内に仮設休憩所を建設すると公表した。未来社会ショーケース事業出展の一環。8月に着工し、現地で3Dプリントで出力した建築物を造り、25年4月に完成させる。生分解性樹脂を3Dプリントして作成する建築物としては世界最大の規模となる予定だ。
これも是非とも見なきゃなパビリオンですね。
徐々に明らかになる大阪関西万博の内容。
まだまだこれから明らかになっていきますので楽しみです♪
ところで何ヶ月も前から展示内容を知りもしないで中身スカスカとか言っていた人達、息してる?