出典:東京建物 完成イメージ
東京建物は2023年8月23日付のニュースリリースで、福岡市が公募していた「明治公園整備・管理運営事業」の優先交渉権者に、同社を代表企業とし、梓設計、旭工務店、木下緑化建設、ランドスケープむらの4社を構成員とするコンソーシアムが選定されたと発表しました!
【出典元】
→福岡市管理公園初の Park-PFI 事業 「明治公園整備・管理運営事業」優先交渉権者に選定
計画地は、九州の玄関口である博多駅前に位置しており公園面積は約3,600㎡。利用者に新たな体験価値を生む「5つの広場」と「立体回廊」を整備し、博多のランドマークとなる斬新なデザインを採用、積極的な緑化によりグリーンオアシスを創出。福岡市の施策と連動した施設整備と管理運営を目指す計画です。今後、2023年9月に事業基本協定を締結、2024年度から工事に着手し、2025年春から順次供用を開始する予定です。
【計画のポイント】
・福岡市初のPark-PFI事業「明治公園整備・管理運営事業」
・優先交渉権者に東京建物を代表とするコンソーシアムが選定された
・世界的な建築家である藤本壮介氏を総合デザイン監修者として起用
・約3,600㎡の公園に「5 つの広場」と「立体回廊」を整備
・博多のランドマークとなる斬新なデザインを採用
・建築と街と公園と道とランドスケープとが立体的に溶け合う、魅力的な都市空間を実現
事業コンセプトは<The Gateway Park “HAKATA MEIJI”>
出典:東京建物
「明治公園整備・管理運営事業」の事業コンセプトは<The Gateway Park “HAKATA MEIJI”>。誰もが利用しやすい施設設計、立体的かつ複合的な魅力あふれる空間デザイン、周辺施設と一体となったにぎわいの連続性を生み出だし、上りたくなる屋外階段、居心地の良いテラス、行ってみたくなる屋上広場などの工夫を施します。これらにより公園利用者に新たな体験価値を提供し、未来志向の公園の実現を目指します。平面的に広がる単調な都市の公園ではなく、立体的に人々が生き生きと活動する、建築と街と公園と道とランドスケープとが立体的に溶け合う、新しい魅力的な都市空間を実現を目指しています。
「明治公園整備・管理運営事業」の計画地は約3,600㎡で広くはありませんが、デザイン性が高く斬新なプランニングによって、博多駅前の新しいランドマークになりそうですね。
・誰もが利用しやすい施設設計
・立体的かつ複合的な魅力あふれる空間デザイン
・周辺施設と一体 となったにぎわいの連続性を生み出だす
・上りたくなる屋外階段、居心地の良いテラス、行ってみたくなる屋上広場などの工夫
・これらにより公園利用者に新たな体験価値を提供
完成イメージパース
出典:東京建物 公募対象公園施設 外観
出典:東京建物 換気塔周辺の修景・「街にわ」
出典:東京建物「野々にわ」・「立体回廊」
計画概要
計画名称:福岡市「明治公園整備・管理運営事業」
所在地:福岡市博多区博多駅前3丁目45
公園面積:約3,572m²
総合デザイン監修:藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)
管理運営事業:代表企業:東京建物 / 構成員:梓設計九州⽀社、ランドスケープむら、旭⼯務店、⽊下緑化建設)
事業スケジュール(予定)
2023年9月:事業基本協定の締結
2024年度:工事着工
2025年春: 順次供用開始