建替え構想が浮上している「熊本市役所本庁舎」


熊本市役所本庁舎は、熊本市中央区手取本町に所在する市役所庁舎です。庁舎は、県都熊本市のシンボルとし、健全な市政を表徴し、市民に親しまれる外観と機能をもち、近代 的な都市美と調和した総合庁舎として建設されました。建物は地上15階、高さ62.1m、延床面積は39,686.57㎡、198110月に竣工です。

 

 

 

 

 

 


名称 熊本市役所本庁舎
所在地 熊本県熊本市中央区手取本町1−1
構造 鉄骨+鉄筋コンクリート造
階数 地上15階,地下2階
高さ 62.1m ※行政棟
主用途 事務所
敷地面積 10,551.48㎡
建築面積 5,583.54㎡
延床面積 39,686.57㎡
建築主 熊本市
設計者
施工者
着工 1979年3月17日
竣工 1981年10月31日
総工費 112億円

出展:https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=19665&sub_id=4&flid=151839

 

 

 

 

 

 


取材時にはラグビーワールドカップが開催中で、熊本で試合がある事からビル低層部にペナントが掲げられていました。将来的にレアな写真になりかもしれません(笑)

 

 

 

 

 


反対側から見た様子です。

 

 

 

 

 



熊本市役所は建替え構想が浮上しており、その是非を巡る論議が熱を帯びています。老朽化に加え「耐震性能不足」で建て替えが必要とする市に対し、ある専門家は「耐震性能に不足はない」との見解を示し意見が分かれています。別の場所に新築移転した場合の費用は約340億、現地で建替えした場合は約409億円の費用がかかるとの事です。

市役所庁舎を取材しましたが、築年数の割に相当老朽化が進んでおり「建替えは必要」だなと、率直に思いました。

 

 

 

 

 

 


最後は最上階にある展望室から見た熊本城の様子です。