JR博多シティ特集第4弾は、前回までで紹介しきれなかった、ニューアルされた「中央コンコース」「博多阪急」、屋上にある「つばめの杜ひろば」をご紹介します。JR博多シティ特集は今回で最後となります。
まずはJR博多シティの正面にあたる博多口から中央改札を目指します。さすがは福岡の中心駅、日中にも関わらず多くの人々が行き交っており人波は相当なものです。
中央エレベータの反対側(改札口側)にある吹き抜け空間。かなり気合いの入った造りです。JR博多シティは航空法による高さ制限等、厳しい制約の中で出来る限り床面積を増やす為にかなり詰め込んだ設計になっていますが、この様に各所に開放感を与えるエアポケット的な空間が設けられていました。
コンコースの様子です。ガラスで覆われたタイルアートの柱がとても目を引きました。これは前回ご紹介した3階コンコースと同じタイルアートです。
新装成った中央改札口の様子です。ズラリと並んだバーレス最新型の自動改札機が圧巻。発車標は大型の液晶モニタを組み合わせたタイプでした。JR博多シティの開業に合わせて新装成ったコンコースと改札口。九州の玄関口に相応しい姿に生まれ変わったと思います。
続いて博多阪急をご紹介します。さすがに店内で一眼レフを振り回す勇気は無かったのでエントランス部分の写真だけですが、雰囲気だけでも感じ取ってもらえると嬉しいです。
JR博多駅における阪急百貨店の位置はこんな感じです。利用客が集中するコンコースに面する箇所はJR九州の専門店街「アミュプラザ」がガッチリおさえており、博多阪急は少し奥まった場所にあります。
阪急前の通路の様子です。アミュプラザとはこの通路で隔てられており、博多阪急は「結構しんどい立地かも」という印象を持ちました。
一番奥まった場所にある入り口付近の様子です。このあたりの雰囲気は梅田阪急にソックリだったので思わずパチり。
報道で伝え聞く所によると博多阪急は中々好調の様で、初年度の年間売上高は達成できそうなペースで推移しているそうです。博多駅中央コンコースの主導線から「かなりはずれた立地」でお客さんを呼び込めているとすれば、博多阪急はかなり頑張っているのではないでしょうか。。
今度は屋上に設けられたつばめの杜ひろばをご紹介します。「つばめの杜ひろば」は、JR博多シティに設けられた屋上庭園で、福岡市街を一望できる展望テラスや、旅の安全を見守る鉄道神社、お子さまが遊べるつばめ列車、ドッグランなどが設けられた憩いのスペースです。
旅の安全を祈願している鉄道神社の表参道です。テーマパーク的なノリですが、なかなか本格的な造りで見ているとちょっとワクワクしてきました。
広場の周りをグルグル走るのは、電動のミニトレイン「つばめ電車」です。
最後は展望テラスから見たアイランドタワースカイクラブの様子です。「つばめの杜ひろば」は、古き良き時代の百貨店の屋上遊園地を現代に甦らせた様な、中々楽しい屋上庭園に仕上がっていました。
4回に渡ってご紹介してきたJR博多シティ。九州最大の拠点駅に相応しい駅ビルに仕上がったと思います。航空法による高さ規制や建設スペースなど、厳しい建築制限の中でこれだけの施設を実現させた事は本当に凄いと思いました。
【おまけ】
JR博多シティ開業CM「指揮者」篇。これまた良いCMです。
















