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『高麗橋一丁目特定街区』三井住友銀行大阪中央支店の東半分を高さ150m程度の超高層複合ビルに建替え!現地の最新状況 23.10


出典:googleMAP 筆者加筆

大阪市は2023年10月25日に『高麗橋一丁目特定街区』について、大阪都市計画特定街区の計画書(原案)を公表しました!

場所は大阪市中央区 高麗橋一丁目地内の三井住友銀行大阪中央支店を含む街区で面積は約 3000㎡。容積率は1050%で、高層部は150m、中層部は23m、低層部は16m等。原案は、歴史的建築物の保存・活用及び業務・交流機能の集積を図り、良好な環境、健全な形態を有する建物を建設し有効な空地を確保する計画としており、大阪市指定有形文化財に指定された「三井住友銀行大阪中央支店」の本館部分は原則保存し、敷地東側半分の増築部分を超高層ビルに建て替える事が予想されます。

【出典元】
→大阪市>令和5年度第3回大阪市都市計画公聴会の開催及び公述申出書の受付について

 



東側に建設される超高層ビルの用途は不明ですが、業務・交流機能の集積との記述があるので、低層部がオフィス、高層部がホテルの複合施設、または北浜地区のステータス性を生かしたタワーマンション+ホテルになると予想しています。

 


三井住友銀行大阪中央支店は、1936年(昭和11年)に三井銀行の店舗として竣工。堺筋に面して建つ大規模な銀行建築で、設計は、曽禰中條建築事務所、施工は竹中工務店が担当。建設から90年近く経た現在も、当時とほぼ変わらない姿で現役の店舗として営業しており、20235月に大阪市指定有形文化財に指定されました。

 

計画概要

計画名称:高麗橋一丁目特定街区
所在地:大阪府大阪市中央区高麗橋1丁目8
面積:約3000㎡
容積率:105/10(1050%)
高さの最高限度:高層部150m、中層部 23m、低層部 16m 7m 4m

 

2023年10月の様子


現地の様子です。こちらは建替えが予定されている東側の増築部分の様子です。

 


周辺には超高層タワーマンションが林立しています。

 


増築部分を南西側から見た様子です。

 


保存される本館南側の様子です。

 


保存される本館を南西側から見た様子です。重厚感がすごいです。

 


真正面から見た様子です。保存箇所がどの様に活用されるのか?要注目です。

 


最後は北西側から見た様子です。

2 COMMENTS

エビス

産経新聞に完成パースが載ってますね。
ここをグループの中核拠点にするということは、三井住友銀行大阪本店ビル周辺エリアの再開発が絡んでいるのでしょうか。

「三井住友銀行大阪中央支店」の本館部分を保存することは、よいことと思います。
銀行として使い続けるのですか。

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