JR九州が「熊本駅ビル」の開発概要を発表!新駅ビルは地上12階、地下1階建て、延べ床10.7万㎡の規模で2021年春の開業を予定

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JR九州は、2017年11月8日付けのニュースで熊本駅ビルの開発概要」を発表しました。熊本駅周辺地域では、2018 年春に豊肥本線及び鹿児島本線下り線の鉄道高架化が完成します。熊本駅ビルの開発計画は、陸の玄関口「熊本駅」に相応しい、地上 12 階、地下 1 階建ての駅ビルで、商業とホテ ル、立体駐車場による複合施設を建設し、2021 年春に開業させる計画です。その後も、駅ビルの開発にあわせて住居等の開発を計画、駅周辺のまちづくりを進めていく予定です。

【出典元】
熊本駅ビルの開発概要について(PDF)











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◆駅ビルの計画概要 
敷地面積 19,000㎡ 熊本駅周辺開発の敷地面積は約70,000㎡ 
延床面積 107,000㎡ 商業店舗面積 37,000㎡ 
用途 ホテル(200 室、プレミアム宿泊主体型ホテル) 結婚式場(多目的バンケット) 商業(シネマコンプレックス含む) 
階数 地下1階 地上12階建て 
駐車場台数 800台(駅ビル直結駐車場)  開発計画全体での駐車場台数は2,100



◆駅ビルの特徴 
1)陸の玄関口「熊本駅」のにぎわいの創 
・ファッション、雑貨、シネコン、そして飲食・食品を充実させ、様々な世代に ご利用頂ける商業施設をつくります。 
・駅ビルの大屋根や駅前広場を中心に様々なイベントや情報発信を行います。


2)「水と緑の立体庭園」 
・熊本の陸の玄関口として、熊本の新たなシンボルとなる「水と緑の立体庭園」 を設けます。
・水と緑のうるおいの中に店舗を配置し、憩いとにぎわいを感じる空間とします。 


3)駅立地を活かした多機能施設整備による魅力の向上 
・JR九州グループのプレミアム宿泊主体型ホテル「Blossom(ブラッサム)」を ベースに、熊本駅直結の利便性に加え、新しい熊本駅に相応しい高品質なホテ ルをつくります。 
・結婚式場を設け、新たな生活のスタートの場所とし、また平日も多目的な利用 ができるバンケットとして交流やにぎわいの場をつくります。 
・鉄道や路面電車・バスに加えて、2,100 台(3 箇所)収容可能な駐車場を整備す ることで、快適なアクセスを実現します。








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◆駅ビル以外の開発計画

熊本駅ビルの開発計画にあわせて、熊本駅周辺の開発敷地面積約 70,000 ㎡を活用し、 以下の熊本駅周辺の「まちづくり」を推進。
・駅をご利用になるみなさまや周辺にお住まいのみなさまの利便性を向上させる 高架下商業施設のリニューアルオープン ・快適なアクセスを実現させる立体駐車場の整備
・熊本駅周辺での住居系開発










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駅前広場側に設けられた大屋根と巨大なガラスの箱に覆われた水と緑の立体庭園が夜の熊本駅前に浮かび上がっています。










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熊本駅ビル完成後の駅周辺の完成予想パースです。街外れで閑散とした印象だった熊本駅前が劇的に生まれ変わります。












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最後は計画地付近の様子です。写真右側に熊本駅ビルが建設されます。