
日経新聞は、大阪IRの事業主体、大阪IR株式会社と「三菱UFJ銀行」と「三井住友銀行」を中心とする銀行団が、協調融資の組成額として国内最大とみられる約5300億円の借入契約を結んだと発表しました!約5300億円の協調融資は、新千歳空港など北海道にある7つの空港を民営化した際の融資額(約3600億円)を上回り、国内で最高額となります。
大阪IRの初期投資額は約1兆2700億円で、株主の出資額は約 7,200億円。MGMが約3,060億円(41%)、オリックス 約3,060億円(41%)、 中核株主以外の少数株主としてパナソニックやJR西日本、NTT西日本などに加え、阪急阪神HDと阪和興業が出資を決定。関西の大手企業22社が参画し資規模は約17%となります。
今回、銀行団から約5300億円の融資が決定した事で、期投資額1兆2700億円の資金調達計画の全容が固まったことになります。阪急阪神HDと阪和興業が出資を決めた理由は、銀行団の動きを察知して「乗るしか無い、このビッグウェーブに」という感じだったのかもしれませんね。いずれにせよ、大阪IRの実現はほぼ確実な情勢になりました。後は、現在行われている土地課題対策工事が無事に終了する事を願うばかりです。
【出典元】
→大阪IR、銀行団が5300億円融資決定 阪急阪神HDも出資 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

