良品計画は、2025年3月1日に、世界最大面積（約8,200m2）の店舗「無印良品 イオンモール橿原」をオープンします！
この新店舗は、奈良県橿原市に位置し、以前の店舗の約10倍の売場面積を誇ります。新店舗テーマは「自然・循環・文化」で、地域のコミュニティセンターとしての役割を果たすことを目指しています。
新店舗は、地域住民との交流を深めるために、マルシェや蚤の市などが開催されるピロティや、光が差し込む心地よい空間を設置。また、無印良品の広範な商品を９つのゾーンに分けて展開し、訪れる人々に無印良品の魅力を再発見してもらえるよう工夫されています。さらに、資源循環型社会の実現を目指し、家具や生活雑貨、服飾雑貨のリユース・リサイクル活動を推進。リペア工房も併設され、日本や世界の古家具を修理・販売することで、持続可能な生活の実現に貢献します。
新業態として「本と喫茶」を導入し、約10万冊の書籍を取り揃えた「橿原書店」と、「Café&Meal MUJI」が融合したブックカフェがオープン。ここでは、読書とともに飲食を楽しむことができ、地域の皆様が集まりやすい環境を提供します。
「橿原書店」は、日本出版販売株式会社（日販）が手掛けており、書店と無印良品がシームレスに連携する共創型モデル店舗として設計。地域と人々の暮らしに根ざしたコミュニティセンターとしての役割も果たし、地域の企業やクリエイターとのコラボレーションを通じて、様々なイベントや交流の機会を提供します。
約10万冊の書籍が無印良品の商品群と共に並び、共通のレジで買い物がでます。さらに、地域の特産品や企画イベントも展開され、訪れる人々に豊かな体験を提供。店内にはCafé&Meal MUJIも併設されており、読書を楽しみながら地域の食材を使用したメニューを味わうことができます。店内中央には天窓から差し込む光の下に、奈良の名産である吉野杉が使用された木製遊具や芝生のある空間をつくり、約1万冊の絵本を販売します。また、奈良で創られた玩具などの体験・購入も可能。
この共創型モデル店舗の目的は、書店減少という社会課題に対して、持続可能な書店経営の新たなモデルを提案することです。無印良品の「自然・循環・文化」というコンセプトを共有し、地域と密接に関わり、地域のコミュニティを強化することを目指しています。日販は橿原書店を共創型モデル店舗の第一号店として位置づけ、全国各地への展開を計画しています。橿原書店の開業によって、地域の人々が文化的に交流できる場が提供され、地域社会の活性化に寄与することが期待されます。
